2013年のSUPER GT第1戦岡山ラウンド。午前9時00分から公式練習セッションが行われた。公式予選までの短い時間を有効に使おうと、各チームともガレージ前にマシンを出して臨戦態勢。グリーンシグナルと同時に各マシンが一斉にコースインし、2013年仕様マシンのチェック走行を始めた。
朝こそ雨が降っていなかった岡山国際サーキットだが、セッション開始と同時にポツリポツリと降り始め、気がつくとあっという間にウエットコンディションに。序盤のドライコンディションでタイムを計測したZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)が1分25秒758でトップタイムを記録。GT300はラ・セーヌ ランボルギーニGT3(吉本大樹/山内英輝)が1分30秒641でトップタイムを記録した。
しかし、セッションが進むに連れて路面コンディションは悪化。各車レインタイヤに履き替えてマシンのセットアップを行うが、みるみるうちに増していく雨量と寒さにより、路面温度も低下。予想以上に滑りやすいコンディションとなってしまい、コースアウトするマシンが続出。特にセッション残り30分今日のところでARTA CR-Z GTを駆る小林崇志がモス・エスで大クラッシュ。自力でマシンから脱出できず担架で救急車に乗せられメディカルセンターへ運ばれるシーンがあった。なお、小林の容態については詳しい情報が入り次第お伝えする。
これにより約15分の中断があり、10時43分にGT300の専有走行という形で再開されるが、さらに雨脚が強まり、ハイドロプレーニングでコースアウトするマシンが多発。結局すぐに赤旗が出され、そのままセッションが中断となった。
午後の公式予選時には、さらに激しい雨になるのではないかと予想されており、今のところは予定通り進行しているが、今後のタイムスケジュールにも影響が出るかもしれない。
『記事:吉田 知弘』
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