開幕戦オーストラリアGPからわずか数日。第2戦マレーシアGPのレースウィークがスタート。初日の22日(金)は2回のフリー走行が行われた。
今年も舞台はセパン・インターナショナル・サーキット。前回オーストラリアGPのアルバートパーク・サーキットとはコースの特徴が大きく違うため、前戦の順位通りにならないのではないかという予想も多く見受けられたが、フタを開けてみれば開幕戦ウィナーのキミ・ライコネン(ロータス)が午後の2回目に1分36秒569をマーク。この日のトップタイムを記録した。
ライコネンは午前中の1回目でもマーク・ウェバー(レッドブル)に続く2番手タイム。午後の2回目でさらにタイムを伸ばし、ライバル陣営を圧倒した。しかしライコネンがタイムを出し終えたところで雨が強く降り始め、路面は一気にウエットコンディションに。結局ライコネンのトップタイムを誰も破ることが出来ないままセッションは終了となった。
2番手にはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、3番手にはフェリペ・マッサ(フェラーリ)と、組み合わせは違うもののオーストラリアGP決勝で上位フィニッシュした面々がフリー走行でも速さをみせた。
明日23日(土)には公式予選が予定されているが、天気予報では強い雨になる模様。東南アジア特有のスコールが発生し、毎年大混乱のレースとなるマレーシアGP。今年も予選から波乱の展開が待ち受けていそうだ。
『記事:吉田 知弘』
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