注目の2013年のF1最初の予選は大波乱の展開となった。
日本時間の13時00分から開始される予定だったオーストラリアGPの公式予選は、直前のフリー走行3回目から降り始めた雨が勢いを増し、F1マシンが走れる状況になくなってきた。これを受け、急きょ予選開始時間を順延。定刻より30分遅れでQ1がスタートした。ウエットコンディションの中、各車がコースインしタイムアタックを試みるものの、コースオフやクラッシュするマシンが続出。結局、20分間のQ1は予定通り行われ、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)、エステバン・グティエレス(ザウバー)、ジュール・ビアンキ(マルシャ)、マックス・チルトン(マルシャ)、ギド・ヴァン・デ・ガルデ(ケータハム)、シャルル・ピック(ケータハム)の6人がノックアウトとなった。
しかし、その後も雨脚が弱まることなく再びセッションは中断。合計で約50分間にわたって天候回復を待ったが、日没までにセッション再開が出来ないと判断。日本時間の16時50分に翌17日(日)午前中にQ2以降を行うという決定が下された。
大雨により予選が決勝日の朝に順延されるのは2004年日本GP(台風接近により順延)、2010年日本GP(大雨により順延)に続く3度目。日本時間の午前9時00分にQ2、Q3が行われ、決勝は予定通り(日本時間)15時00分から行われる予定だ。
『記事:吉田 知弘』
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