2013年のF1開幕戦オーストラリアGP。初日のフリー走行2回目がメルボルンのアルバートパーク・サーキットで行われ、午前中に引き続きセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップタイムを記録。同僚のマーク・ウェバーが2番手に続き、昨年のチャンピオンチームが好スタートを切った。
日本時間の14時30分から1時間半にわたって行われた2回目のフリー走行。午前中同様にドライコンディションで行われ、各チームが積極的に周回を重ねた。同GPでは初めて投入されるスーパーソフトタイヤが午後の2回目では登場。もちろん、ミディアムタイヤだった1回目のタイムを上回り、トップのベッテルは唯一1分25秒台となる1分25秒908を記録。2位のウェバーも1分26秒172と25秒台のタイムは出なかったものの、3位以下のライバル達に約0.2秒の差をつけ、レッドブル勢が頭一つ抜き出る速さをみせた。
3番手には冬季テストで好調だったニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)。しかし、セッション後半にマシントラブルでストップ。同チームに移籍したルイス・ハミルトンもターン6でコースオフするなど、冬季テスト同様にトラブルやアクシデントに見舞われ、明日に向けて不安要素が残る金曜フリー走行となった。
4番手にはキミ・ライコネン、5番手にはロメイン・グロージャンと冬季テストで好調だったロータス陣営がしっかり上位に食い込んできた。明日の予選、日曜日の決勝でどのような走りを見せてくれるのか、注目が集まる。
開幕戦オーストラリアGPの公式予選は日本時間の16日(土)13時00分からスタートの予定。今日は晴天に恵まれたものの明日は雨予報が出ており、開幕戦から波乱の展開が待ち受けていそうだ。果たして、2013年最初のポールシッターは誰になるのか?明日の予選から目が離せない。
『記事:吉田 知弘』
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。