2日(土)に開幕した2013鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デー。当初の予報にはなかった雪が降り出し、まさに真冬のような寒さの中で初日のタイムスケジュールが進んでいったが、4輪・2輪の走行とも特に大きなスケジュール変更なく無事に終了した。
早朝から多くのファンがサーキットに訪れ、お昼のピットウォーク&グリッドウォークも大盛況。今回もF1マシンが一番の人気だった。また今回のファン感ではコントロールタワーやメディアセンターなど、普段は立ち入ることができない関係者スペースも見学が可能。お昼休みの時間を中心に多くのファンがメディアセンターを訪れ写真撮影を行っていた。
ホスピタリティラウンジではドライバー・ライダーによるプレミアムトークショーが行われ、こちらも熱心なファンが集まり大盛況。特に16時30分から始まった佐藤琢磨のトークショーではラウンジを埋め尽くすほどファンが集まり、琢磨からもインディでの裏話や今年の抱負など、普段は聞けない内容が飛び出すなど盛り上がった。
また今年の鈴鹿サーキット開催レース(F1日本GPを除く)の観戦チケット先行販売が行われ、ここでチケットを購入したファンには特典としてドライバーサイン会の参加券を先着順で獲得。もちろん、琢磨のサイン会は大盛況で、色紙やミニカーなどファンにとって思い出の品々に丁寧にサインした琢磨。中にはスーパーアグリF1時代のサイドパーツを持ってきた少年が現れ、「これはすごいね!」と琢磨自身も驚くシーンもあった。
そして、17時15分からは初日最後のコースイベントである「トワイライトデモラン」がスタート。今年も夏に開催される8耐と鈴鹿1000kmをイメージし、夕暮れの鈴鹿サーキットでデモレースを行い、その幻想的な雰囲気を味わってもらおうというイベント。しかし、悪天候の影響により8耐はセーフティカー先導のパレードランに切り替わるなどの変更があったが、SUPER GTでは今年仕様にカラーリングされたARTA HSV-010やEPSON HSV-010、さらに今年から登場するARTA CR-Z GTや37号車のKeeper TOM’S SC430などが登場。ヘッドライト点灯状態で本番さながらのバトルを展開し、最後までスタンドに残ってくれたファンを魅了した。
そして、チェッカーフラッグが振られると、8耐マシンも合流して、4輪・2輪合同でのパレードラン。さらに本番の8耐や1000km同様に花火も打ち上げられ、集まったファンは一足早い“2013年の鈴鹿サーキットレースウィーク”を満喫した。
この鈴鹿ファン感は明日も開催が予定されており、初日にはなかった「スーパーフォーミュラRd.0」や「星野vs中嶋 夢のF1対決」など、見どころ盛りだくさんとなっている。
『記事:吉田 知弘』
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