いよいよ開幕を1か月後に控え、各陣営が体制発表を行なっているSUPER GT。この日は注目のあのチームがベールを脱いだ。昨年までGT300クラスに紫電で参戦していたエヴァンゲリオンレーシングが27日、鈴鹿サーキットで2013年の体制発表を行った。
今年もSUPER GTのGT300クラスに「カーズ東海ドリーム28」とタッグを組み、2輪の全日本ロードレース選手権にはカワサキの名門「TRICK STAR RACING」とタッグを組む。特に注目なのはGT300に参戦するマシン。昨年11月のJAF-GPをもって紫電は引退。その後、富士スピードウェイを中心に新しいGT3車両のテスト走行シーンが各メディアでも報じられるなど、話題を集めていた。
鈴鹿サーキットのガレージでお披露目された新マシンは、欧州の各レースでも大活躍しているマクラーレンMP4/12-C GT3。これまで同様にアニメ「エヴァンゲリオン」に登場する初号機をイメージした紫とグリーンのカラーリングが施されている。ドライバーは昨年に引き続高橋一穂と加藤寛規のベテランコンビ。新車をお披露目した高橋は「昨年までは紫電で苦労した部分もあったが、今年はこの新マシンで2勝を目指して頑張ります。予選では加藤君に頑張ってもらってポールポジション3回を目指したいですね。」と自信満々の様子。一方の加藤も「このマシンは本当にポテンシャルが高い。GT300クラスで大暴れしたいですね」と意気込んでいた。
また、昨年も各サーキットで大人気だったエヴァンゲリオンレーシングのレースクイーンもメンバーが一新され、福滝りりさん(碇シンジ役)、森園れんさん(真希波・マリ・イラストリアス役)、佐々木華奈(綾波レイ役)さん、和泉テルミさん(式波・アスカ・ラングレー)、北山奈都美(渚カヲル役)さんの5人がサーキットに登場する。
エヴァンゲリオンレーシングはSUPER GTでの優勝はまだないが、今年投入するマクラーレンMP4/12-C GT3を武器に、悲願の初勝利を目指す。
『記事:吉田 知弘』
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