今年もF1に参戦する全チームにタイヤを供給するピレリタイヤは13日、開幕戦オーストラリアGPから第4戦バーレーンGPの各レースで供給予定のタイヤコンパウンドを発表した。
今年は、レース中のタイヤ交換回数を増やし、レース戦略の多様化を目指す目的でタイヤ性能が見直され、各レースでのオプション(ソフト側になるタイヤ)とプライム(ハード側になるタイヤ)のパフォーマンス差を昨年以上に大きくつけることが、すでにあきらかになっている。
その影響があってか、早速開幕戦のオーストラリアGPからスーパーソフト(赤)がオプションとして登場し、プライムはミディアムが選択され、今まで見られなかった組み合わせが初戦から実現することになる。この2年間は同レースで使用されなかったスーパーソフトがレースでどう影響するのかがポイントになりそうだ。
また今年からオレンジ色に変更された新ハードタイヤは、第2戦マレーシアGPと第4戦バーレーンGPプライム側で登場予定。テレビ観戦するファンにとっては、新しいロゴカラーの登場で戸惑う部分もあるかもしれないが、特にバーレーンGPはオプションがソフト(黄)になる予定。この2種類は色が似ており、見分けるのが困難になるかもしれない。
注目の2013年F1世界選手権の開幕戦オーストラリアGPは、3月15日にメルボルンのアルバートパーク・サーキットで開幕する。
『記事:吉田 知弘』
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