8日に東京・青山で開催されたHondaの2013年モータースポーツ体制発表会には、今年も米インディカーシリーズに挑戦する佐藤琢磨が出席。集まった報道陣の前で意気込みを語った。
彼にとって4シーズン目のインディ挑戦となる今年はAJフォイト・レーシングに移籍。昨年叶わなかった悲願の初優勝を目指す。
「今季はAJフォイト・レーシングに移籍し、自分にとっては4年目のインディ挑戦になります。昨年は優勝まで後一歩というところが何度も続いたので、今シーズンこそという思いで、悲願の初優勝に向けて精一杯挑戦していきます。」
昨年は表彰台2回と飛躍の年になった琢磨。特に伝統の1戦「インディ500」ではダリオ・フランキッティと最終ラップまでトップ争いをする白熱した走りを魅せた。そういったアグレッシブな走りが評価され、今年はAJフォイト・レーシングのシートを獲得。今シーズンも遠いアメリカで活躍する琢磨の走りから目が離せない。
また、今年もインディ参戦の合間を縫って、新しく名称を変更したスーパーフォーミュラにもスポット参戦。チームは昨年同様にTEAM無限で戦うことになる。さらに早くも4月13・14日に行われる開幕戦“鈴鹿2&4レース”の出場が決定。今年は春から国内で琢磨の勇姿が見られることになる。
「国内では引き続きTEAM無限より新しくなったスーパーフォーミュラにスポット参戦することになりました。今年は春の開幕戦から出場予定なので、昨年以上に勢いのあるシーズンにしたいと思っています。TEAM無限としても昨年から初の2台体制で、今年にかける意気込みも非常に高いです。僕自身もチームとともに最高の走りができるよう準備していきます。今年も応援をよろしくお願いします」と、意気込みを語った。
昨年は満足なテスト走行も出来ないまま、ほぼ“ぶっつけ本番”での参戦で、思うような好成績を残せなかった琢磨。昨年の経験を活かし、今季は上位での活躍に期待したい。
『記事:吉田 知弘』
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