2月5日から始まったヘレス合同テストも今日が最終日。ドライコンディションに恵まれた中、各チームがセッション時間を目一杯使ってテスト走行を行った。
昨日、最速タイムを叩きだしたフェラーリチーム。最終日はフェリペ・マッサに代わり、新たにテストドライバーとして起用されたペドロ・デ・ラ・ロサがステアリングを握った。しかし、走行を初めてわずか2周でエンジンルーム付近から出火。コース上にマシンを止め、赤旗中断となった。その後、マシンは修復されて再びテスト走行を行ったが、トータル51周で1分20秒316と9番手タイムに終わった。
トップタイムを記録したのはロータスのキミ・ライコネン。タイムも1分18秒148と、3日目にマッサが記録した1分17秒879に次ぐ全体で2番手タイムを記録した。2位にはフォースインディアのセカンドドライバー最有力候補と言われているジュール・ビアンキ。こちらも1分18秒175とライコネンに迫る好タイムをマークし、シート獲得に向け良いアピールとなった。3番手には昨日同様にセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がつけ、昨日を上回る1分18秒565をマークした。
これで今年1日目となったヘレス合同テストは終了。次回はスペインGPの開催地でもあるバルセロナのカタロニア・サーキットで2月19日(火)〜2月22日(金)の4日間で行われる予定だ。
『記事:吉田 知弘』
【ヘレス合同テスト4日目(2月8日)結果】
1位:キミ・ライコネン(ロータス)1分18秒148
2位:ジュール・ビアンキ(フォースインディア)1分18秒175
3位:セバスチャン・ベッテル(レッドブル)1分18秒565
4位:エステバン・グティエレス(ザウバー)1分18秒669
5位:ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)1分18秒760
6位:ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)1分18秒905
7位:セルジオ・ペレス(マクラーレン)1分18秒944
8位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)1分19秒851
9位:ペドロ・デ・ラ・ロサ(フェラーリ)1分20秒316
10位:シャルル・ピック(ケータハム)1分21秒105
11位:ルイス・ラジア(マルシャ)1分21秒226
12位:ポール・ディ・レスタ(フォースインディア)1分23秒435
(リザルト:ヘレスサーキットより)
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。