メルセデスAMGは4日(月)、今年初のF1合同テストが開催されるスペイン・ヘレスサーキットで新車「W04」を正式発表した。
メディア向けの発表会に先立ち、ニコ・ロズベルグが初走行。その様子はチームの公式YouTubeチャンネルで先行公開され注目を集めた。その後、日本時間の21時30分から発表会がスタート。この様子もYouTubeでLIVE配信された。
今年も同チームのレギュラードライバーを務めるニコ・ロズベルグと新加入したルイス・ハミルトンが、AMG仕様の白いメルセデスSLSに乗り込み登場。早速、ホームストレート上に用意されたW04をアンベールし、集まった報道陣に公開した。
注目のフロントノーズは化粧プレートにより段差が隠されており、正面から見るとカモノハシの口に似たような平たい形状のノーズ先端部になっている。
今年もペトロナスがタイトルスポンサーとなっているが、新たにカナダの通信機器メーカー「BrackBerry(ブラックベリー)」とスポンサー契約を締結。フロントノーズやサイド部分などにロゴが大きく貼られている他、レーシングスーツにもBrackBerryの文字が目立っている。
また、2007年のF1デビュー以来、初のチーム移籍を経験したルイス・ハミルトンも、新しいレーシングスーツ姿で登場。長年マクラーレンでレースをしてきただけに、今回のメルセデスAMG仕様のスーツは見慣れないという方も多いかもしれないが、晴れ晴れとした笑顔で発表会に臨んでいた。
昨年はロータス勢の躍進に屈し、トップ4の座から陥落してしまったメルセデスAMG。在籍4年目となるロズベルグも昨年初優勝を果たし勢いに乗り始めているのに加え、チャンピオン経験者であるハミルトンが新加入。この新車W04の出来上がり次第では、トップチームを脅かす存在になるかもしれない。
『Photo: MercedesAMG』
『記事:吉田 知弘』
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