お昼を過ぎてからさらに来場者が増え、どこのブースもいっぱいになっている東京オートサロン2013。今年は北ホールも追加され、会場全てを回ろうと思うと一苦労かもしれない。しかし、その分たくさんの“カッコいい”クルマが多数展示されている。今回は、その会場内の様子を写真とともにご紹介していこうと思う。
今日から一般公開が本格的に開始ということで、各メーカーブースを中心にトークショーやじゃんけん大会など、ファン向けのコンテンツを展開。ホンダブースでは小暮卓史、武藤英紀、小林崇志らが登場しトークショー。また小林は展示してあるARTA HSV-010でお子様限定のコックピット乗り込み体験もお手伝い。記念撮影などにも笑顔で応じていた。
日産のブースではデルタウイングのトークショーが開催されドライバーを担当した本山哲、ミハエル・クルムが登場。昨年のル・マンでは途中アクシデントに巻き込まれコース上でマシンを修復する本山の姿が記憶に残っているファンも多いだろう。その時の様子についても笑顔で語ってくれていた。
また昨年同様、デルタウイングの隣にあるMOTUL AUTECH GT-Rを使ってピットワークシュミレーションが行われ、実際にレースでピット作業を担当するメカニックが、タイヤ交換のデモンストレーションを行なっていた。普段は間近で絶対に観ることができないタイヤ交換。会場に訪れた若いお客様を中心に足を止めてデモの様子に釘付けになっていた。
こちらはグランツーリスモもブースには、昨年のニュル24時間に参戦したGTアカデミーのマシンが登場。もちろん、GT5の試遊台も用意されたが、今回はさらに進化して3画面バージョンと5画面バージョンが登場。普段は家庭でGT5を楽しんでいるファンの方も、興味津々で列に並んでいた。
オートサロンといえば“カッコいい”クルマが多数展示されている。やはり目の前にカスタマイズされたクルマがあると、ついつい写真を撮りたくなってしまうもの。中には昨年同様にiPadで撮影する人もいた。
もちろん国産スポーツカー以外にも、レクサスLFA、メルセデス・ベンツ、ランボルギーニ、フェラーリといった外国車や超高級スーパーカーも多数展示されている。この会場内にあるクルマ全ての総額を合計したら物凄いことになりそうだ。
その中でも、今年はトヨタ86の展示が特に多い。その台数は全体の10分の1を超える約90台の86が並んでいるとのこと。昨年2月に発売が開始され、1年という短期間で各メーカーやチューニングショップが86をテーマにしたカスタマイズラインナップに力を入れてきた証拠だろう。明日ご来場予定の皆さんは、是非色々な86をご覧になってみていただきたい。
この他にも、オートサロンらしいクルマも多数見かけられた。超ロングのリムジンや音響機器を満載したクルマ、さらに走りを追求したチューニングカーなど様々。
一方、今年から初めて会場として使われることになった北ホールには、「86&BRZ WORLD」が大きなブースを構えている。その名の通り、ここに展示されているのは86とBRZのカスタマイズ車のみ。その他にも様々な86ゆかりのグッズが並んでいる。
また北ホールには、TGRFでも登場した「シャア専用オーリス」も展示されており、ガンダムのことをよく知るファンが足を止めて撮影していた。
そして、オートサロンといえば各ブースの華を添えるコンパニオンたち。今年も無数のカメラに笑顔で応じ、ブースのPRに一役買っていた。
屋外エリアでは恒例となったD1グランプリのKick Off Demo Runが開催され、エキシビジョンマッチではあるが、各選手ともにシリーズ戦を思わせるような超接近戦バトルを展開。ファンを魅了した。
午後には今日2回目のモータースポーツデモランが行われ、スーパーフォーミュラの2台が再び登場。午前中をはるかに上回るギャラリーの中でスタートデモを行うなど、国内最高峰のフォーミュラサウンドを響かせた。
間もなく18時で2日目が終了。初日は特別公開日ながら60,378人が来場。今日はもしかするとの10万人を超える来場者数になるかもしれない。
明日は9時〜17時の予定で最終日が開催される。当日券も会場内で販売されているので、興味がある方は現地まで足を運んで、クルマの楽しさに触れてみてはいかがだろうか。
『記事:吉田 知弘』
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