28日、ウィリアムズチームが2013年シーズンのドライバーズラインナップを発表。今季スペインGPで初優勝を挙げたパストール・マルドナードはそのまま残留し、リザーブドライバーのバルテリ・ボッタスが昇格して新たにレースシートを獲得した。
ボッタスはフィンランド出身の23歳。6歳からカートを始め、フォーミュ・ルノーやF3などで活躍してきた。2010年にはウィリアムズのテストドライバーとしてチームに加入。今季は第15戦日本GPをはじめ、多くのレースで金曜日フリー走行を担当。そこでの評価もあり今回のレギュラー昇格が決まった。キミ・ライコネン、ヘイキ・コバライネンに続いて、また新たなフィンランド人ドライバーが登場することになる。
一方のマルドナードはこれで3年目のシーズンをウィリアムズで迎えることになる。デビューイヤーだった2011年は苦しいレースが続き、わずか1ポイント(ベルギーGP10位入賞)のみの獲得に終わったが、今年はスペインGPで初優勝を飾るなど、上位に顔をだす機会も増え、トータル45ポイントでランキング15位に終わった。
そのマルドナードの活躍もあり、76ポイントで前年を上回るコンストラクターズ8位を手に入れたウィリアムズ。スペインGPで7年半ぶりの優勝を手にした。まだまだ名門復活への道のりは長いが、新人ボッタスを迎えた新体制のウィリアムズに注目したい。
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