快晴の中、多くのファンが来場しているTGRF。気づけばグランドスタンドは国内レースを思わせるような賑わいになり、活気にあふれている。
オープニングセレモニーでの和太鼓演奏に合わせて、TOYOTA86を駆って登場した豊田章男社長。「今年も良い天気の中、TGRFを開催できます。皆さん、一日楽しんでいってください。」とグランドスタンドに詰め掛けたファンに挨拶。コース上やパドックを中心に各所で様々な色々なイベントがスタートした。
毎年、普段のレースでは体験できないプログラムが用意されているTGRF。今年も大人気のサーキットタクシーが行われ、抽選で当たった38名のファンが、現在GTやF・ニッポン、F3にニュル24時間で活躍するドライバーが操る車両に同乗。レーシングスピードに迫る迫力ある走行を披露した。
その後、SUPER GTでは恒例イベントとなっているサーキットサファリが行われ、SUPER GTとフォーミュラ・ニッポンのマシンが走るサーキット内に観光バスが入り、間近で走り去っていくマシンの姿を車内から楽しんだ。今回はイベントということもあり、ドライバー達もリラックスした様子。バスの横でスローダウンすると、ファンに向かって手を振るなど、TGRFならではの光景が見られた。
基本的にコース上は様々なマシンのデモ走行が行われ、まずは「ヘリテイジ・オブ・トヨタ」と題して、1992年のSWCモンツァ戦で優勝を飾ったTS010が登場。当時、このマシンを駆っていた関谷正徳氏が富士スピードウェイに甲高い、そして懐かしいエキゾーストノートを響かせた。ニュー・トヨタ7も登場し、一緒にデモ走行を行った。
また、メインステージではドライバートークショーが行われ、早朝に行われたSUPER GTトークショーでは多くのファンが参加した。
午後になっても注目コンテンツが盛りだくさん。関係者の間でも「今年のTGRFは特に持ち上がっている」という声が上がるほど、富士スピードウェイは熱気に包まれている。
『記事:吉田 知弘』
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