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【FormulaNippon】第3回合同テストは2日間ともオリベイラがトップ
- 2012/11/20
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富士スプリントカップが終了した富士スピードウェイには、フォーミュラ・ニッポンに参戦する各チームが居残り、19・20日の日程で第3回合同テストが行われた。
今回はレギュラードライバーをはじめF3からのステップアップ組や海外選手も数名参加。その中で2日間とも速さをみせ、トップタイムを記録したのはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)。1日目に1分23秒273、2日目も1分23秒431と好タイムをマークした。
毎年、来シーズンの動向を探る上で、一つの参考材料になる今回の富士テスト。今季ランキング2位で終えた塚越広大は2010年まで所属したHP REAL RACINGから1日目のみ参加。2日目には同じマシンに武藤英紀が乗り込んだ。また、スポット参戦で佐藤琢磨が使用していたTEAM無限の15号車には1日目に中山友貴、2日目は小林崇志が担当。こちらも来季のシート獲得に向けアピールした。今年TeamLeMansで戦った大嶋和也はProjectμ/cerumo・INGINGからテストに参加。その大嶋が空いた7号車のシートに今季全日本F3選手権でチャンピオンを獲得した平川亮が乗る予定だったが、前日に行われたマカオF3でクラッシュし左手を負傷。残念ながら今回のテストは欠席した。
その他にも、今季全日本F3に参戦したリチャード・ブラッドレー、マシュー・ホーソン、ギャリー・トンプソン、中山雄一らがテストに参加し勢力的に周回を重ねた他、今季はSUPER GTのみの参戦だった石浦宏明も古巣のTeam KYGNUS SUNOCOに2日間乗り込み、テストを担当した。
そしてPETRONAS TEAM TOM’Sからは、かつてF1のHondaのテストドライバーを務めていたジェームス・ロシターが1日目のみ参加。この日のオリベイラから1.1秒遅れの1分24秒374を記録し、全体で11位タイムだった。
初めてフォーミュラ・ニッポンのマシンをドライブしたロシターは「このクルマはすごく楽しいね。高速区間ではすごくグリップもあるし、とても楽しく乗れたよ。僕にとっては新しいチャレンジだし、タイヤのことを理解するのはすごく難しかった。そこがすごく重要だったし、クルマのセットアップに関しても、いろいろ学ぶところがあった。何を変えたら、クルマの動きがどう変わるのかっていうことを学ぶのも、今日の大切なポイントだったから、とても興味深い1日になったよ。また日本に来てテストしたいね。(コメントはFN公式サイトより)」と、国内トップフォーミュラの印象を語った。
2013年からシリーズ名称が変わるため、フォーミュラ・ニッポンとして公式の走行セッションが行われるのは、これが最後。来季は「全日本選手権スーパーフォーミュラ」として、4月13日に鈴鹿サーキットで開幕戦を迎える予定だ。
『記事:吉田 知弘』
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