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【FSC】全日程が終了。グランドフィナーレでJAF Grand Prixの表彰が行われた
- 2012/11/18
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16日(金)から始まった今シーズンを締めくくる国内レースの特別戦「JAFGP富士スプリントカップ2012」も、全日程が終了。夕暮れで暗くなったメインストレート上で総合表彰式とグランドフィナーレが行われた。
まず総合表彰式ではフォーミュラ・ニッポンと優勝ドライバーとSUPER GTの総合優勝チームがの表彰が行われた。まずはフォーミュラ・ニッポン。レースではアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が独走で優勝を果たしたものの、その後の車検で違反箇所(スキッドブロックが規定値を満たしていなかったため)が見つかり、失格。これにより1位伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、2位ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)、ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)という結果になり表彰台に登壇し、JAF Grand Prixタイトルを受け取った。
続いてSUPER GT。HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢)がGT300クラスは大雨の第1レースで大きくポイントを稼ぎ総合優勝。第2レースで優勝したtriple a vantage GT3(吉本大樹/星野一樹)が総合2位。第1レース(中嶋大祐)で2位、第2レース(武藤英紀)が7位と着実にポイントを稼いだ無限CR-Z(武藤英紀/中嶋大祐)が総合3位に入った。
GT500クラスは第2レースで激しいデッドヒートを繰り広げたZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)が総合優勝を獲得し、PETRONAS TOM’S SC430(中嶋一貴/ロイック・デュバル)が2位。RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴)が3位に入った。
そして、今年も熱戦が繰り広げられた東西対抗戦。17日はSUPER GTの2レースとも西軍が勝利し、131対199で西軍がリード。迎えた18日はフォーミュラ・ニッポンでロッテラーが失格になり東軍の伊沢が勝利。さらにGT500も東軍の立川が優勝し、西軍の逆転を狙った。GT300で吉本が優勝、F・ニッポンでも2位オリベイラ、3位デュバルともに西軍が表彰台に登って高ポイントを獲得。最終的に274対294と、わずか20ポイント差で西軍が勝利した。これまで東軍に負け続け、悔しい思いをしてきた西軍。そのキャプテンを務めてきた脇阪寿一は勝利が分かった瞬間にガッツポーツし喜んだ。
そして、いよいよ2012年の国内モータースポーツを締めくくるグランドフィナーレに始まる。メインステージにはF・ニッポン、SUPER GTのドライバーが集合。今年もファンと共に「WE LOVE MOTOR SPORTS」と叫んで終了という流れ。その音頭役を紹介しようとした瞬間、グランドスタンドからどこからともなく「山本コール」が沸き起こり、本来予定にはなかった山本尚貴が締めを担当。最後はファンもドライバーも満面の笑みで富士スプリントカップが終了した。
最終日は晴天だったこともあり41,300人が来場。3日間で述べ68,300人が来場し、国内最高峰のモータースポーツを楽しんだ。2日目(17日)は悪天候に見舞われたものの、最終日は早朝から多くのファンが集まりピットウォークや各イベント、そして白熱したレースを満喫した。
『記事:吉田 知弘』
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