フォーミュラ・ニッポンの決勝レース、SUPER GTの第2レースに先立ち、オープニングセレモニーが開催された。ピットから各マシンがコースイン、パレードラップののちに各シリーズのランキング順にグリッドに整列。ドライバー、チーム代表、メカニックもマシンの元に整列し、グランドスタンドに集まった大勢のファンの前でセレモニーがスタート。GTAの坂東社長、JRPの白井社長によるあいさつの後、国土交通省大臣、JAF会長、小山町長ら来賓からファン、関係者に向けた感謝の言葉が述べられた。
そして東西対抗戦について説明が行われ、東軍代表の本山哲選手と西軍代表の脇阪寿一選手が意気込みを述べた。「ファンの皆様、お越しいただきありがとうございます。天候にも恵まれ、今日は最後まで楽しんで行ってください。そして東軍の応援よろしくお願いします。」と本山選手。「2年間勝ちがありませんが、昨日は西軍の方がたくさん得点を取りました。今年は勝ちますので、よろしくお願いします。」と脇阪選手。その言葉にグランドスタンドから大きな拍手が送られた。
陸上自衛隊富士学校音楽隊による国歌吹奏の後、オープニングセレモニー最後のイベント「SUPER GTラストランセレモニー」が開催された。今大会を最後に引退するガライヤ、紫電、ヴィーマック、ガイヤルドRG-3が中央に並べられ、坂東社長から各代表へ花束が贈呈された。「今日までこのマシンで戦い続けられたことを誇りに思います。長年ガライヤを応援してくれてありがとうございました。」とARTAの鈴木亜久里代表。各チームの代表がそれぞれこれまでの応援に対して感謝の言葉を述べた。
オープニングセレモニー終了後はグリッドウォーク。グリッド上に並べられたマシンを間近に見られるとあって、多くのファンが参加。お気に入りのマシンの前で記念撮影をしたり、各マシンを急いで次々に見て回ったりと、それぞれ思い思いの方法で楽しんでいた。
また同時にフォーミュラ・ニッポンの新シリーズ名称公募の賞品贈呈セレモニーが行われ、「スーパー・フォーミュラ」の名称を応募した人の中から選ばれた受賞者へCR-Zが贈呈された。
[記事:藤木充啓]
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