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【FormulaNippon】第7戦鈴鹿:いよいよ2012年のチャンピオンが決まる決勝日がスタート!
- 2012/11/4
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2012年のフォーミュラ・ニッポン最終戦鈴鹿。白熱した公式予選から一夜明け、鈴鹿サーキットは早朝から熱気に包まれている。
午前8時00分のゲートオープンを前に、入場待機列はS-PLAZAに達しようとしていた。その中にはスポット参戦する佐藤琢磨の走りを見ようと楽しみにしているファンや、今季1年間フォーミュラ・ニッポンを追いかけ続け、最後のチャンピオン決定の瞬間を生で見ようと遠いところから駆けつけたファンなど様々だった。
今日は2レース制で行われるフォーミュラ・ニッポン。まず午前10時20分から20周で争われる第1レースが行われる。
注目は何と言ってもチャンピオン争い。ランキング首位の中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)がペナルティもあり16位に沈んだ中、ライバルの伊沢拓也(DOCMO TEAM DANDELION RACING)、塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が2〜5番手と上位からのスタート。抜きにくい鈴鹿でポイント獲得が厳しい状況にある一貴に、この4人が何ポイント迫ることができるのかに注目したい。
しかし彼らの一番のライバルは「今季初優勝」を狙うドライバー達。特に第1レースでポールポジションからスタートする松田次生(TEAM IMPUL)は間違いなく優勝争いに絡んでくるだろう。昨日の予選後の会見でも「チャンピオン争いの邪魔はしたくないが、来年のシートもかかっているので、勝ちに行きたい」とコメント。5人が一番狙っている優勝の8ポイントを松田が奪ってしまう可能性も十分にありそうだ。
今回の鈴鹿で本来の調子を取り戻しつつある山本尚貴(TEAM 無限)も期待がかかるドライバーの一人。昨年の開幕戦鈴鹿でポールポジションを獲得して以降、毎レースで期待されながら不運なレースが続いて苦しんでいたが、久しぶりに良い手応えを感じている様子。「初の表彰台を目指して落ち着いて2レースとも走り切りたい」と意気込んでいた。
[ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)]
そして昨日の予選では2レースとも8番手のロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)。順位だけで見ると目立たない位置にいるが、セクタータイム別で見るとトップとそん色ないタイムを記録していた。本人も手応えを感じている様子で「両方とも8位。僕のカーナンバー(8号車)と同じだね(笑)トップには届かなかったけど、シーズンを通してチーム一丸となってスピードアップに取り組んできた。今回トムス勢の前で予選を終えられた事が、その成果を証明していると思う。オーバーテイクが難しいレースになると思うけど、全力でトライしてみるよ」と笑顔でコメント。松田、山本と同様に今日のダークホース的存在になるかもしれない。
注目の決勝レースのスケジュールは以下のとおりだ。
10時20分/第1レース(20周)
14時30分/第2レース(28周、タイヤ交換義務1回あり)
『記事:吉田 知弘』
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