待ちに待ったF1日本グランプリもあっという間に過ぎ去って、早1週間。
現地観戦に行かれた皆さん、ちゃんと現実に戻られましたか?(笑)
今月のモータスポーツは内容盛りだくさんで、日本グランプリが終わったかと思ったら、今週末はF1第16戦韓国GPが始まり、富士スピードウェイではWEC(世界耐久選手権)がやってきたり、さらに2輪の世界最高峰であるMotoGPも栃木県のツインリンクもてぎで開催されたりと、ファンの皆さんも大忙しですよね。
その中でも、F1韓国GPの様子を見て、「またF1観に行きたくなった!」「早く来年の鈴鹿F1に行きたい!」「今年は現地に観に行けなくて悔しい!」と、思っていらっしゃる方も多いと思います。
観戦塾では先日、「PhotoGallery」という形で、9月27日のセントレアでのF1上陸の様子から、決勝翌日の10月8日(月)に行われたアフターイベントまでをまとめたアルバム集を作成しました。
しかし、それでも「もっと現地に行った気分を味わいたい!」という方、「もう一度、木曜ピットウォークの様子から、ゆっくり余韻に浸りたい!」という方のために、よくGTやFポンの各レースで行なっている“ヒトコマ集”という形で、大興奮&感動に包まれた日本グランプリウィークを再度振り返っていこうと思います。
第1弾は10月4日(木)に開催された特別ピットウォーク&サイン会の様子です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜10月4日(木)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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待ちに待った1年ぶりのF1日本グランプリ。F1マシンが走りだすのは翌日の金曜日からにも関わらず、早朝からメインゲート前には多くのファンが!その列はS-PLAZAを通過しボウリング場に達する勢いでした。
皆さん「いよいよF1日本グランプリが開幕する!早くサーキットの中に入りたい!」とワクワクする気持ちが、こちらまで伝わって来ました。
予定通り午前8時00分にゲートオープン!しかし、安全のためスタッフがGPスクエア横のピットウォーク入場口まで誘導。ワクワクする気持ちを抑えて、スタッフの指示を守って進んでいくのも、日本グランプリならでは(?)でしょうね!
GPスクエアまで来ると、今年も募集された「1/5807サポーター」の看板の前を通過!早速、応募された方は看板に書かれているご自分のお名前を探していましたね。その場で「あっ!見つけた!」と発見されている方もいらっしゃいました。
イベントスペースに目を移すと、オフィシャルステージや過去のF1日本グランプリで鈴鹿を駆け抜けた思い出のF1マシンが展示されているコーナーも完成!準備万端で皆さんをお出迎えしてくれました。
いよいよ特別ピットウォーク開始10分前!「早く!早く!」と待ち続けるファンの耳に、あの“インパクトレンチ”の音が・・・。今年も早朝から各チームがタイヤ交換練習を実施!昨年はフェラーリとフォースインディアがピットウォーク中に行ってくれていましたが、今年はマクラーレンやトロ・ロッソなど多くのチームも、マシンをピット前に出して練習を行なっていました!いよいよ、特別ピットウォークのスタートです!
待ちに待った特別ピットウォークのスタート!今年は1コーナー側からメインストレートを逆走する形で導線が設けられ、最終コーナー側からピットロードに入っていくという経路。中には待ちきれずにピットウォールの向こう側からトップチームのピットの様子を写真に収めているファンも多かったです。普段はテレビ画面を通してでしか見ることの出来ないF1マシンやピットガレージの様子。特に初めてピットウォークに参加して「スゴい!」と驚いているファンも多かったですね。
ほとんどのチームが水曜日のうちにマシンの組み立て作業を完了しており、翌日のフリー走行に向けてメンテナンス作業の真っ最中。現地に行かれた方は、時間が経つのを忘れてピットガレージに釘付けになっていた方も、いらっしゃったのではないでしょうか?
今年はピットウォークに加えて、東コース限定でコースウォークも開催され、こちらも多くのファンでコースが埋め尽くされました!もちろん、順路はメインストレートから1・2コーナー、S字・逆バンクを回り、ダンロップコーナー終わりの東ショートコーナーで最終コーナーに帰ってくるというコース。
これまでレース後に西コースが開放されることはありましたが、普段は絶対に歩くことができないコースを歩いて、テレビや観戦スタンドから観るコースとの違いに興味津々。縁石などを近距離で撮影するファンや、開放時間を使ってランニングを楽しむファンなど、様々な楽しみ方で午前中の鈴鹿サーキットを満喫していました。
約2.2kmの東コース。ゆっくり歩いて約30分ほどで最終コーナーに帰ってくることができました。それでもピットウォークの真っ最中!グランドスタンドに行って少し休憩するファン、もう一度ピットウォークを楽しむファン、さらにもう1周東コースウォークに挑戦するファンなど、本当に様々でした。
一方、パドックではドライバー達が続々と到着。まずはチームの担当エンジニアと共にコースの下見です。ちょうど彼らがコースに出てくるタイミングがピットウォークと重なったため、一度ドライバーを見つけるとファンは大騒ぎ「次は誰が来るのかな?」と、プログラムや色紙をサインペンを手に握りしめ、じっと待つファンの姿も・・・。
ドライバー達がサーキットに姿を現し始めた中、ホテルからサーキットへ向かう1台の自転車。乗っているのは、なんとミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)!そのままコースの下見を兼ねて自転車で数周走り、ピットウォーク中のファンも大盛り上がりでした。
特別ピットウォークが終了すると、今度は中学生以下のお子様と、そのご可読を対象とした「ジュニア&ファミリーピットウォーク」がスタート。ここで大人気だったのが、現在各F1チームで活躍する日本人エンジニアやメカニックの皆さん。ドライバーを差し置いて(?)子供たちからサイン攻めにあっていました(笑)
いかがだったでしょうか??
本当は、このまま午後のサイン会編をお送りしたかったのですが、さすがにイベントの多い木曜日は内容が濃いため、サイン会編はヒトコマ集(2)でお送りしたいと思います。
特に今年は現地に行けなくて、ご自宅で悔しい気分で過ごされたというファンの皆さんは、これを見て「現地に行った気分」になっていただければ幸いです!
【F1日本グランプリ】ヒトコマ集(2):木曜ドライバーサイン会 編はこちら!
『記事:吉田 知弘』
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