2012年のF1日本グランプリは、早くも土曜予選日を迎えた。
今日のメインゲートオープンは7時30分からだが、それよりも前からゲート前に多くのファンが集まり、入場開始時間を心待ちにしていた。
またメインゲート前ではモータスポーツ情報を大きく取り上げる東京中日スポーツの特別販売所が設けられ、昨日のフリー走行の様子が掲載された今日の新聞をいち早く購入していた他、隣には公式プログラムの販売も行われていた。
7時30分にゲートオープンすると、各観戦エリアや場内でのイベントを楽しむために、足早にGPスクエアの方へ行くファンが多かった。土・日の2日観戦を計画されている方は、このゲートオープンが1年ぶりの鈴鹿という方も多く、久しぶりに見る場内の風景や観覧車をみて、笑顔になるファンが多かった。
もちろん、今日が初めてのF1観戦という方もいて、ずっと夢見てきていたF1観戦をより楽しむために、スタッフが配布している観戦ガイド&MAPを受け取って、サーキットへと向かっていった。
また、昨日から限定販売が始まっているダイキャストモデルは、2010年のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の優勝マシンが完売。その告知ボードをみて「もう完売したか・・・」と残念がるファンもいた他、ゲートを入ってすぐに設置されている鈴鹿50周年記念オブジェの前で記念撮影をするファンがいるなど、今日も朝からそれぞれのF1観戦がスタートしていた。
いよいよ今日は、決勝レースのグリッドを決める公式予選がスタートする。昨日のフリー走行2回目ではマーク・ウェバー(レッドブル)がトップだったが、全体的にタイム差が拮抗しているため、まだどこのチーム・ドライバーが有利かは決めづらい状況となっている。
その予選を占う上でも、この後11時00分から始まるフリー走行3回目の出来が、午後の予選に向けて重要な要素になってくるだろう。
果たして、2012年のF1日本グランプリのポールシッターは誰になるのか?
そして、母国に凱旋レースとなる小林可夢偉(ザウバー)の予選での走りは?
来場されているファンの皆様は、熱中症に気をつけながら、今日も1日F1観戦を思う存分楽しんでいただきたい。
『記事:吉田 知弘』
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