【F1】鈴鹿サーキット50周年を記念し、王者ベッテルが特性ヘルメットを使用

今日から始まったF1日本グランプリの金曜フリー走行。そこでお気づきになった方も多かったかもしれないが、2011年王者のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)のヘルメットが日本GPの特別バージョンになっている。ここ最近はレース毎にデザインを変えて、その国や地域のキャラクター、コースの歴史や特性に合わせたカラーリングすることが多いベッテル。今回は鈴鹿サーキット開場50周年を記念して、サーキットの地元にある鈴鹿高等学校の書道部所属の女子生徒2名が書いた習字作品が採用されている。

 

ベースは2010年の時を思い出させる白ベースに頭上が赤という日の丸カラーのスタイルに、白い部分をよく見ると「西ストレート」「130R」「ヘアピン」など、コースのコーナー名称が記されているなど、なかなか興味深いデザインとなっている。

今日のフリー走行は全体で3番手のタイムと、上々の滑り出しをみせたベッテル。現在ポイントランキング2位につけており、本人も大好きと語っている鈴鹿で優勝できるか否かによって、今後のチャンピオン争いに大きく影響してくる。

地元高校生のパワーをもらって、今週末の日本グランプリに挑むベッテルに注目したい。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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