SUPER GT第7戦オートポリスの公式予選が29日、大分県オートポリスで行われ、雨が降り続く難しいコンディションの中、S Road NDDP NISMO GT-R(関口雄飛/千代勝正)が3ラウンド全てでトップタイムを叩きだしポールポジションを獲得した。
気温15℃、路面温度15℃で始まった予選Q1。グリーンシグナルとともにほぼ全車がコースイン。雨の中タイムアタックのチャンスを伺った。しかしセション開始と同時に雨が強くなり、コースアウトするマシンも続出。そんな中で速さを発揮したのがNDDP GT-Rの関口雄飛。2戦ぶりにドライブする関口雄飛が2位以下に約2秒の大差をつける1分59秒943をマーク。
続くQ2でもNDDP GT-R千代勝正が序盤から好タイムを連発。一方、今季絶好調のFIA-GT3勢はテクニカルサーキットと悪天候による滑りやすい路面に苦戦。今回のオートポリスで優勝候補の一角と恐れられていたapr HASEPRO PRIUS GT(新田守男/嵯峨宏紀)がコースオフ。Q2でノックアウトとなった。
上位10台せ争われた最終Q3。ここでもNDDP GT-R関口が素晴らしい走りを披露。2011年第2戦富士スピードウェイでトップタイムを記録しながらも、車検での重量規定違反でまさかの失格。幻のポールポジションとなってしまった。今回の関口はその時の分もリベンジするべくコースを攻め続け、一番最後のアタックで1分52秒702し、自らのタイムをさらに更新。ポールポジションを獲得した。2位にはQ2から本領を発揮したtriple a vantage GT3(吉本大樹/星野一樹)。3位はマネパランボルギーニ GT3(織戸学/青木孝行)が入った。
『記事:吉田 知弘』
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