SUPER GT第7戦が開幕。大分県のオートポリスが舞台で、シリーズで唯一の九州開催となる。連日報道でも取り上げられている通り、現在九州地方に台風ん17号が接近しており、オートポリスも予選日(29日)の朝から雨。オープンピットまで小雨だったものの、午前9時の走行直前になると大雨に見舞われ、セッション開始前からWET宣言が出された。
混走1時間40分、GT300・500両クラスの専有が10分ずつの合計2時間設けられた公式練習のセッション。午後の予選、そして明日の決勝も雨になることは確実で、各チームともに雨用のセッティングの確認に余念がなかった。
GT500クラスは雨に定評のあるミシュランタイヤ、ダンロップタイヤ勢が好タイムを記録。S Road REITO MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)が1分45秒726でトップタイム。今季は苦戦が続いているEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴)も1分45秒832で2位に続いた。
GT300クラスは第5戦ポッカ1000kmを制したtriple a vantage GT3(吉本大樹/星野一樹)が1分52秒977でトップタイム。今回からウェイトハンデが1ポイント当たり1kgになり、実質的に前回の約半分。今まで90kg以上のウェイトに苦しめられていたアストンマーティンも今回は47kgになり速さを取り戻した様子だった。2位にはGSR 初音ミク BMW(谷口信輝/片岡龍也)、3位にS Road NDDP GT-R(関口雄飛/千代勝正)が続いた。
『記事:吉田 知弘』
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