SUPER GT第6戦が行われた富士スピードウェイの様子を振り返る「ヒトコマ集」。今回の第2弾はイベント広場と緊張感溢れるグリッドウォークの様子をご紹介しようと思います。
まずはイベント広場。オフィシャルステージではレースセッション以外の時間を中心に様々なステージイベントが行われました。
中でも大人気なのが「キャンギャルオンステージ」。各チーム・スポンサーのレースクイーンが登場し、元気よくPRを行なっていました。特にSUPER GTでも大人気のイベントとなっており、無数のカメラがステージを囲んで、終始熱気に包まれていました。
この他にもメーカーやスポンサーブースが多数出展しているイベント広場。ホンダブースでは今話題の新型車「N BOX」が展示され、レクサスブースではニュルブルク24時間レースに出走したLFAが展示。なんとこちらは実際にコックピットに乗り込むことも出来、子供たちを中心に本物のレーシングカーに触れていました。
GT500クラスを中心に多くのチームにタイヤ供給を行なっているブリヂストンもPRブースを展開。こちらにはR34モデルのカルソニック スカイラインGT-Rが展示されており、当時からGTファンだったという方が、懐かしい一台を写真に収めていました。
またニュル24時間で連覇を成し遂げ、SUPER GTではBRZで参戦しているスバルブースもこのように大きく展開。ニュル24時間で優勝したインプレッサも展示されており、大盛況でした。
続いては決勝スタート直前のグリッド!
ゴールデンウィークの第2戦とは打って変わって、晴天に恵まれた富士スピードウェイ。しかしグリッド上はチャンピオン争いをかけた重要な1戦の直前。その緊張感は第2戦と全く変わっていませんでした。
特にポールポジションのカルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)。2人ともレースに向けて集中しており、ちょっと近づきにくいオーラがありましたね。
CR-Zでのレース3戦目を迎えるTEAM無限。鈴鹿ではPPスタートを生かせませんでしたが、今回は完璧なレース運びで3位表彰台を獲得!終盤戦に向けて目が話せない1台です。
前回の鈴鹿で今季初勝利を果たし、勢いに乗る日産勢。今回もサーキットに駆けつけた多くの日産応援団のもとへ挨拶に行く日産ドライバーたち。ドライバー・チーム・ファンが心を一つにしてレースに向かいます。
こうして、短いグリッドウォークは終了。66周の決勝レースがスタートしました。
GT500クラスはポールポジションから一気に逃げ切ったカルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が今季初優勝を獲得!
GT300クラスはプリウスGTとの接戦を制したHANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢)が今季2勝目を手にしました。
こうして、あっという間に終わった第6戦富士。
いかがだったでしょうか?
サーキットに観戦に行くとなると、お金もかかるし時間もかかります。そのため行きたくても「今回は欠席」という人も多いと思います。
そんな方々にとって、このヒトコマ集を通して「サーキットに行った気分」になっていただければ幸いです。
次回は第7戦オートポリス!シリーズ唯一の九州決戦が今月末の29・30日に開催されます!
『記事:吉田 知弘』
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