【ビギナー観戦塾】「FanVision」があれば、現地でもレース展開の把握が可能!

いつもビギナー観戦塾をご覧いただきありがとうございます。

いよいよF1日本グランプリまで約1ヶ月となりました!皆さん、日本GPに向けての準備はいかがでしょうか?今回は、日本GPを現地で観戦する際に「持っておくと2倍・3倍F1を楽しめる」アイテムのご紹介です。

この日本GPが開催される3日間限定で使える、F1ファンにメディア関係者、各チーム首脳陣も愛用している「最新鋭のアイテム“Fan Vison(旧カンガルーTV)”」をご紹介したいと思います。

FanVisonレンタル申込ページ

【Fan Visionとは?】
現在、世界中のサーキットでファンにレンタルという形で提供されているF1情報受信端末機のことです。普段のテレビ観戦と違い、目の前のコーナーしか観ることができない現地観戦で「レース全体を把握」することができる便利なアイテムです。

●国際映像が見られる!
TV映像と全く同じ国際映像をリアルタイムで見ることが可能。さらにイヤホンで現地の音声実況も聞くことができます。特に西コースなどの大型ビジョンを見ることが出来ない観戦エリア」のファンの方には、必需品です。
(またアーカイブとして、直近のセッション映像も再生して視聴できます)

●ライブタイミングが見られる
国際映像だけでなく、普段ピットでチーム首脳陣が注目してみている「全ドライバーの周回タイムや区間タイム、それぞれの順位のタイム差や、気温・路面温度の気象情報」がリアルタイムで更新され、見ることができます。
※Fan Visionに配信されるものは、各チームが見ているものの簡易版になりますので、ご了承ください
※また、Fan Visionは世界共通の機器を使用しております。ドライバー・チーム等の表記は英語のみとなります。ご了承ください。

●各ドライバーの車載映像が見られる
よくTV中継でも、たまに見ることができる“迫力ある”車載映像。
なんとカンガルーTVでは、「車載映像専用チャンネル」が別にあり、国際映像のカメラ切り替わりの束縛を受けることなく、常に車載映像のみを見たり、複数のドライバーの車載映像を「マルチ画面」で同時に見ることも可能です。
しかも!対象となるのは全ドライバー!チャンネル内のタブに、その時に走行しているドライバーの名前が表示され、その名前を選択すれば、好きなドライバーの車載映像をずっと見続けることも可能なのです!

●各チームの無線交信も聞ける
さらに凄い機能が「無線交信の受信システム」。実際にTV中継で使用されている会話内容以外の各チーム・ドライバーのやり取りを細かく聞くことができます。
さらに!ある程度の交信無線はメモリーとして一定時間残っていてくれるので、後で再生して聞き直すことも可能です!!
※もちろん、これは「生の無線連絡を聞く」システムです。会話内容は基本的に英語になり、日本語吹き替え機能は付いておりませんのでご了承ください。

●サーキット実況が聞ける!!
普段は、エンジン音でなかなか聴こえないサーキット実況。端末にはあらかじめイヤホンが付いていますので、それでサーキット実況を聞くことが出来ます!!

※注意※
これらの機能は、昨年仕様のものをベースに紹介しています。一部変更されている可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

【こんな優秀なアイテム、どうやって手に入れるの?】
今回、初めてFan Visionの存在を知った皆さんにとっては、「欲しい!!」という感想がほとんどだと思います。

このFan Visonは、基本的に「購入」ではなく「レンタル」という形が主流となっています。今回の日本グランプリのプランでは、以下の通りとなります。
期間:10月5日~10月7日の3日間
料金:9000円

続いてレンタルの申し込み方法。事前に申し込み制となります。
レンタル申し込み用のホームページがありますので、そこでの案内に従って必要事項を記入。申請後に、当日サーキットでFan Vison本体を受け取るための「引換券」が送られてきます。
当日はその引換券を必ず持って、サーキット内(おそらくメインスタンド裏)のFan Visonブースに行けば、受け取ることが出来ます。


[Fan visonのレンタルブース]

詳しくは、こちらのホームページをご覧ください

※返却方法や、その他不明な点に関しては、貸し出しの際に担当スタッフにお尋ねください。

いかがだったでしょうか?
是非、レースをより深く、より面白く観戦するためのツールとして、活用してみてください!

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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