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【FormulaNippon】インパルが久しぶりのフロントロー独占!オリベイラが今季初PP
- 2012/8/4
- Formula Nippon
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『撮影:SHIGE』
フォーミュラ・ニッポン第5戦が栃木県ツインリンクもてぎの公式予選が開催され、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が1分34秒588で今季初のポールポジションを獲得した。
早朝から晴天に恵まれ、気温31℃、路面温度50℃と真夏日のコンディション。今年2回目のもてぎでのレースは予想を上回るハイレベルな戦いとなった。
まず20分間で行われた予選Q1では、ここ数戦で調子を上げてきているロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)がトップタイムをマーク。Q2進出ラインの13位までが1秒以内にひしめく激戦となった。
続くQ2も0.001秒を争う接戦の展開でトップからQ3進出圏内の8位までが、わずか0.4秒差。その中でトップタイムをマークしたのがジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)。その一方で前回3位の大嶋和也(Team LeMans)や開幕戦ポールシッターの伊沢拓也(DOCMO DANDELION RACING)らがノックアウト。逆にルーキーの安田裕信(KONDO RACING)が初のQ3進出を果たした。
ロッテラー、一貴、安田、デュバル、オリベイラ、松田、平手、塚越の8人で争われたQ3。第2戦もてぎでは他を圧倒する速さを見せていたトムス勢に一泡吹かせたのが、名門でありトムスのライバル「チーム・インパル」だった。一番最初にピットアウトしたトムス勢とは対照的にインパル2台は最後にコースイン。セクター1からベストタイムを叩きだし、オリベイラが1分34秒588、松田が1分34秒592とインパル勢がフロントローを独占。2人の差も、わずか0.004秒(およそ22cm)。さらに3位一貴との差も0.012秒と、まさに“タッチの差”で掴み取ったポールポジションだった。
『撮影:SHIGE』
2011年の第4戦もてぎ以来、1年ぶりのポールポジションを勝ち取ったオリベイラ「久しぶりに、この場所に戻って来られて嬉しいよ。Q1からQ2に向けて少しクルマをいじったら、それが上手く決まってくれた。」と満面の笑み。久しぶりに予選トップ3の場に帰ってきた松田も「前回富士では天気に翻弄されてしまいましたが、ドライできっちり走れれば今回のような結果は出ると思っていました。ただ0.004秒差で負けたのは悔しいです。星野監督からは“2人ともポールで良いだろう!”と祝福されました」とコメント。しかし一番悔しい表情を見せていたのは3位の一貴。「感覚的にはポールを獲得できた自信があったので、帰ってきて3番手だと分かったときは悔しかったです。」と少し納得の行かない表情だった。
2010年のチャンピオンチームが意地を見せたことにより、明日の決勝は1列目にインパル、2列目にトムスと強豪2チームによるガチンコ勝負の決勝レースになりそうだ。
注目の決勝レースは、5日(日)14時00分から52周で争われる。
『記事:吉田 知弘』
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