炎天下の中、多くのファンが来場し盛り上がっているスポーツランドSUGOでは、スーパーラップ進出をかけた予選Q1が行われた。
まず最初のGT300クラスの予選ではスピンやコース上でストップするマシンが続出、2回の赤旗中断があったがエヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電(高橋一穂/加藤寛規) が午前中に続き好調な走りを見せて1分22秒162でトップ通過。初のGT300予選を迎えた無限CR-Z(武藤英紀/中嶋大祐)も、Q1アタッカーの大祐が終盤で好アタックをみせ、1分23秒093で7位。デビュー戦から堂々のスーパーラップ進出を果たした。
続いて行われたGT500のQ1は、コースオープンから全車がピットに待機するという、珍しい光景が見られた。今日も真夏日のSUGOは、気温30℃、路面温度56℃という灼熱のコンディションでタイヤ温存を狙っていたようだ。
残り7分というところで各車が続々とコースイン。フォーミュラ・ニッポン予選のような激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。こちらもGT300同様に朝から好調だったENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也)が1分15秒079をマークしトップ通過。F・ニッポンで優勝やポールポジション経験もある大嶋和也が2位以下に0.411秒の大差をつける好アタックだった。
2位にはカルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)、3位にMOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ミハエル・クルム) が入り、GT-R勢も好調。このあとのスーパーラップでは、僅差の勝負が展開されるだろう。
『記事:吉田 知弘』
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