7月7日(日)にオープンする鈴鹿サーキットの新アトラクション「レーシングシアター」のメディアお披露目会が29日に開催され、晴天に恵まれた鈴鹿サーキットに多くの報道陣が集まった。
開場50周年を迎えた鈴鹿サーキットに新しく誕生する新アトラクション「レーシングシアター」。今までゴーカートなど実際の乗り物でモビリティを体験してもらうのがメインだったが、今回はバーチャル空間でモータースポーツを議事体験できるアトラクションとなっている。
今日のメディアお披露目会には、現在F1世界選手権で活躍中の小林可夢偉(ザウバー)も参加。忙しいシーズン中の帰国にも関わらず、元気な姿で報道陣の前に登場した。特別招待された地元の小学生たちと一緒にシアター内を見学、完成したてのアトラクションも実際に体験した。「子供達がモータースポーツを分かりやすく体験できますね。このアトラクションをきっかけにモータースポーツファンが増えてくれることを願っています」と、本物のモータースポーツを疑似体験できるアトラクションに興味津々の様子だった。
今年も10月5・6・7日のF1日本グランプリに出走する可夢偉。3度目の母国レースに向けて意気込みを語ってくれた。
「鈴鹿はザウバーにとっては相性の良いコースなので良いレースをしたいです。昨年も僅差から僅差の争いでしたが、今年は間違いなくもっと僅差になっていると思います。それが見どころでもあるし、僕他にとってもチャンスだと思っています。先日、アロンソが母国で優勝し、地元ファンの前で大活躍しましたが、自分もあのように鈴鹿で良い結果を残せるように頑張ります。」
[左:メインシアターは全席バケットシート]
[右:レース中にライダー・ドライバーがあたる風を再現し、体験できるスペース]
来週の土曜日にオープンする「レーシングシアター」。ドライバーと同じ目線で鈴鹿サーキットを疾走する疑似体験ができるメインシアターをはじめ、モータースポーツに必要な能力や実際のマシンなどを体験できる「ディスカバーモータースポーツ」。実際に鈴鹿サーキットでのレースで活躍したマシンが展示されている「レジェンドオブ鈴鹿」など、盛りだくさんのコンテンツとなっている。
[左:メインシアター入口も本物ピットガレージを再現し、レースの雰囲気を味わえる]
[右:過去の鈴鹿で活躍した本物のマシンも展示されている]
これから鈴鹿8耐(7月)、ポッカGT(8月)、F1日本グランプリ(10月)と、ビックレースが控えている鈴鹿サーキット。レース観戦に行った際には是非体験していただきたいアトラクションだ。
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