SUPER GT第2戦FUJI GT500kmRaceの決勝レース中にART TASTE PORSCHE(ティム・ベルグマイスター/土屋武士/ヨルグ・ベルグマイスター)がメインストレートを走行中に突如挙動を乱し、コース脇のガードレールにクラッシュした。これについて、Team Art Tasteが5月31日にリリースを発表した。
この事故で重傷を負ったティム・ベルグマイスターの気になる治療経過については順調に回復中で27日には母国ドイツに帰国、引き続き療養に専念するとのこと。またチームは第3戦(セパン)を欠場。それ以降のレース参戦に関しては、改めて発表される予定だ。
『チームリリースより』
去る5月4日、静岡県・富士スピードウェイにて開催されたSUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」の決勝レース中に発生した No.15 ART TASTE PORSCHEのクラッシュ事故につきましてご報告致します。
ドライバーのTim Bergmeister選手は、サーキットでの応急処置後、直ちにドクターヘリにて伊勢原の東海大学医学部付属病院に搬送されたものの、肋骨他多数の多発骨折及び肺の損傷により、一時は自活呼吸の出来ない危険な状態でありました。しかしながら、その後の医師団の懸命な処置と本人の驚異的な回復力もあり、一週間程で一般病棟に移れるまでに回復、5月27日(日)、ドイツ人医師付添いのもと無事に帰国致しました。
今後は1日も早いドライバー復帰に向け、ドイツにて療養に専念します。
尚、事故原因につきましては、チームが関係各位のご協力のもと調査を続けております。
現在までに、当該クラッシュ1周前より左リアのタイヤ内圧低下が始まり、クラッシュ時にはその内圧が通常の半分程まで下がっていた事が確認できており、スローパンクチャーからのバーストによって制御不能状態に陥ったものとみております。スローパンクチャーの原因については特定できておりません。
チームの今後の活動は、SUPER GT第3戦SEPANGを欠場し、それ以降につきましては、改めてご報告させて頂きます。
今回の事故に関しまして、ご協力、ご尽力を頂きました関係各位ならびにご心配頂きました皆様、ファンの方々には、心より御礼申し上げます。
チーム アートテイスト 代表兼監督 小川文民
http://www.arttaste.co.jp/
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