引き続き、雨が降り続く富士スピードウェイでは、SUPER GT第2戦の公式予選(Q1)が行われ、GT500クラスはMOTUL AUTECH GT-Rのミハエル・クルムが1分43秒640でトップタイムを記録した。
午後1時から始まった公式予選。今回は各クラス15分間のみの占有走行時間の中で、スーパーラップに進出するトップ10台を決めるタイムアタックバトルが繰り広げられた。
先に行われたGT300クラスは、午前に引き続きヘビーウエットの中での予選。その中でもJLOCラボルギーニ GT3の山西康司が速さをみせ、1分52秒376のトップタイム。2位にはGAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸)、3位にはART TASTE PORSCHE(ティム・ベルグマイスター/土屋武士/ヨルグ・ベルグマイスター)が入った。
続いて行われたGT500クラスのQ1では、雨に強いEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴)、DENSO KOBELCO SC430(脇阪寿一/石浦宏明)といったダンロップ、ミシュラン勢が前半から好タイムを記録。その中でもEPSON HSVの道上龍がトップをキープしていたが、雨量が少なくなった終盤にMOTUL AUTECH GT-Rのミハエル・クルムが道上を0.8秒上回る1分43秒640をマーク。堂々のQ1トップ通過を果たした。
今季からSUPER GTに戻ってきたクルム。復帰2戦目で素晴らしい走りを見せた。
14時30分からのスーパーラップが行われ、ポールポジションが決定する。
『記事:吉田 知弘』
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。