F1第6戦モナコGPが開幕、24日(木)は2回のフリー走行が行われ、午前中の1回目はフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、午後の2回目はジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップタイムを記録した。
今年で70回目を迎えるモナコグランプリ。ドライコンディションで始まったフリー走行1回目では、今回はハード側の位置づけとなっているソフトタイヤ(黄)で精力的に走行。前回スペインで2位表彰台を獲得したアロンソが1分16秒265でトップタイムをマークした。
現地時間の午後2時から行われたフリー走行2回目では、午前中で7位タイムを記録した小林可夢偉(ザウバー)が真っ先にコースイン。精力的に周回を重ねタイムを更新していく。
また、今回のモナコGPでは今季初めてスーパーソフト(赤)が投入され、このタイヤが決勝レースでどのくらい持つか?というテストを各チームが予定しており、開始早々でスーパーソフトを履いたバトンが1分15秒746をマークし、この日の最速タイムとなる。バトンがトップタイムを叩きだした直後から、雨が降り始めたモンテカルロ市街地コース。これにより全車がピットに入ってしばらく様子を見る時間が続き、結局終盤はウエットコンディションとなり、ほぼ全車が小雨用のインターミディエイトタイヤで走行を続けた。
結局、雨が降り出す前にトップタイムを記録したバトンがフリー走行2回目で1位、2位には午前中の1回目でも好調だったロマン・グロージャン(ルノー)、3位にはフェリペ・マッサ(フェラーリ)が入った。
今シーズンは開幕戦から元気がないマッサだが、モナコに入ってからはアロンソと共に好タイムを記録しており、土曜日の予選での活躍が期待される。
日本の小林可夢偉も、フリー走行2回目で雨が降る前にスーパーソフトタイヤを使用することができ、1分17秒153で8位となった。
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