スペイン・バルセロナのカタロニアサーキットで行われていたF1公式合同テストが24日で終了。後半の2日間はウィリアムズチーム、ザウバーチームが速さをみせ、最終日は小林可夢偉(ザウバー)が4日間トータルでの全体ベストとなる1分22秒312で、堂々のトップタイムを記録した。
このバルセロナテストでも、各ドライタイヤのパフォーマンス確認がメインで行われ、スーパーソフト(赤)、ソフト(黄)を履いて予選のシュミレーションをしたり、ミディアム(白)、ハード(銀)でロングランを行うなど、各チームがデータ収集をしていた。
ザウバーの小林可夢偉は、後半の3日目と4日目に登場。最終日の午前中にソフトタイヤを履いて予選を想定した走行で、1分22秒312のトップタイムを記録した。
最終日のテストを終えた可夢偉は「凄く嬉しい!今日はたくさん走ってデータも収集できたし、凄くポジティブな一日だったよ。まだ、異なるコンパウンドでの走行や燃料積載量の違いでのラップタイムの影響など、チェックしなければいけない事はたくさん残っているけど、チームは良い方向に進んでいっていると思う。我々にとって今回のバルセロナは有意義なテストだった。」とコメントした。
可夢偉は前日の3日目にも3位タイムを記録しており、ザウバーチームにとっても好調さをアピールするテストとなったようだ。
ザウバー同様に、テストリザルトの上位に顔を出していたのがウィリアムズチーム。在籍2年目となるマルドナードが後半2日間のステアリングを握り、3日目はトップタイム、4日目も可夢偉に次ぐ2位タイムを記録。今後の合同テストでの走りに注目が集まる。
次回の合同テストは3月1日~3月4日の日程で、同じバルセロナ・カタロニアサーキットで行われる。
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