- Home
- Formula Nippon, 国内NEWS
- 【Formula Nippon】ロイック・デュバルがFポンに復帰!KYGNUS SUNOCOから参戦が決定
【Formula Nippon】ロイック・デュバルがFポンに復帰!KYGNUS SUNOCOから参戦が決定
- 2012/2/24
- Formula Nippon, 国内NEWS
- コメントを書く
2月24日、東京都内のホテルでフォーミュラニッポンに参戦する「Team KYGNUS SUNOCO」が2012年の体制発表会を行い、2009年FN王者のロイック・デュバルが同チームから国内フォーミュラカーレースに復帰する事が発表された。
昨年から土屋武士を監督に迎え、石浦宏明を起用して参戦してきたKYGNUS SUNOCO。今年は石浦がル・マン24時間耐久レースへの挑戦を優先するため、今季はフォーミュラニッポンへの参戦を控え、SUPER GTとル・マンの参戦に集中する事になる。
デュバルは2006年からフォーミュラニッポンに参戦をはじめ、2009年にはシリーズチャンピオンを獲得。昨年はル・マンシリーズに挑戦していたこともあり、フォーミュラニッポンのレースから離れていたが、彼の強い希望により再び国内最高峰のフォーミュラカーレースへの参戦が決まった。
1年のブランクを経て、国内トップフォーミュラの舞台に復帰する事になるデュバルだが、「1年のブランクがあるから、最初は体力面などで苦労するかもしれないけど、基本的には使用するマシン(FN09)も変わらないし、ライバルとなるドライバーたちも一緒。さらにチームも強力だから、再度チャンピオン争いに挑婿とが出来るのが楽しみだよ。」とコメント。またライバルとなるドライバーは誰かという報道陣の質問に対してデュバルは「ほとんど全員だね。親友のロッテラー、JPデ・オリベイラ、松田次生も復帰との噂があるけど、彼も速いからね。あと小暮卓史も強力なライバルになると思うよ」と語った。
監督2年目を迎える土屋武士氏は、デュバル加入に関して「本当にロイックが来てくれたことによって、チャンピオン獲得に向けてのプレッシャーもあるのですが、それ以上に自信の方が大きいです。だから逆に肩の力が抜けていて、やるべき事をしっかりやれば勝てるし、チャンピオンも獲れると思っています。このシーズンオフは開幕に向けてクルマ、ドライバー、人材などの準備をしっかり行ってきたので、早くシーズンが始まらないかという気持ちが強いです。」
また昨年、JAFGPを含む2回の2位表彰台に貢献した石浦がル・マン挑戦のためにチームを離脱した事については「石浦がル・マンに挑戦したいというのと、ロイックがFNに戻ってきたいというリクエストのタイミングがちょうど重なって、皆にとって良いチャレンジになるのではないかと思います。今季の我がチームは、あっち(石浦のル・マン挑戦)の活躍には間違いなく負けないと思うので(笑)、こちらの事は気にせず頑張ってきなさい!と応援したいです。」と昨年のチーム監督という立場だけではなく“師匠”として、ル・マン24時間耐久レースという大舞台に挑戦する石浦にエールを贈った。
まだ正式発表はされていないが、2011年王者アンドレ・ロッテラー、2010年王者J・P・デ・オリベイラの継続参戦も濃厚と言われている他、2008年王者の松田次生のFN復帰も噂されている。このデュバルの復帰に伴い、もしかすると過去4年間のフォーミュラニッポン王者が2012年シーズンのグリッドに揃う事になるかもしれない。
昨年も予選では0.001秒を争う大激戦が繰り広げられたフォーミュラニッポン。今年はさらに予想のつかない“大戦国時代”が幕を開けそうだ。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。