2月13日、レクサス(トヨタ)が2012年のSUPER GT(GT500クラス)の参戦体制を発表した。今季も参戦車両はレクサスSC430、昨年同様6チームにマシンを供給、サポートしていく。
【2012SUPER GT(GT500)レクサス参戦体制】
■No.6:LEXUS TeamLeMans ENEOS(タイヤ:ブリヂストン)
ドライバー:伊藤大輔/大嶋和也
■No.19:LEXUS Team WedsSport BANDOH(タイヤ:ヨコハマ)
ドライバー:荒聖治/アンドレ・クート
■No.35:LEXUS Team Keeper Kraft(タイヤ:ブリヂストン)
ドライバー:国本雄資/アンドレア・カルダレッリ
■No.36:LEXUS Team PETRONAS TOM’S(タイヤ:ブリヂストン)
ドライバー:中嶋一貴/ロイック・デュバル
■No.38:LEXUS Team ZENT CERUMO(タイヤ:ブリヂストン)
ドライバー:立川祐路/平手晃平
■No.39:LEXUS Team SARD(タイヤ:ミシュラン)
ドライバー:脇阪寿一/石浦宏明
先日発表があったホンダ勢とは対照的に、半分以上のチームでドライバーズラインナップが大きく変更された。
まずは注目なのは36号車のトムス。今までホンダ勢のエースとして活躍してきたロイック・デュバルがトムスに電撃移籍し、中嶋一貴とコンビを組む。一方、一貴の相方だったアンドレ・ロッテラーはWEC(世界耐久選手権)への挑戦もあり、チームを離脱する事になった。
また35号車のクラフトは総入れ替えとなり、国本がGT500にステップアップ、カルダレッリはSUPER GT初挑戦となる。これにより再度チームを移籍する事になったレクサスの兄貴分的存在である脇阪寿一は39号車のサードに加入。昨年3度のポールポジションを獲得した石浦宏明とのコンビ。彼らはニュルブルクリンク24時間耐久レース(GAZOO Racing:レクサスLFA)などで共に戦っている実績もあるため、昨年は不運続きだった39号車の活躍が期待される。
脇阪の相方だったクートは19号車バンドウへ移籍、6号車ルマンと38号車セルモは昨年に引き続きの体制となった。
昨年は石浦(サード)が3回ポールポジションを獲得する活躍をみせたものの、決勝での優勝は第6戦富士の38号車セルモ(立川/平手)の1勝のみ。まさに惨敗に終わってしまった。
今季は大幅なドライバーの入れ替えを行い、今年はチャンピオンを奪還しに行くというレクサス勢の強い決意が伝わるラインナップとなった。
また、プリウスで参戦が噂されているGT300クラスについてのトヨタからの正式発表はなく、後日改めて(詳細が決定次第)発表される事になっている。
『記事:吉田 知弘』
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