今年も東京・お台場にあるMEGAWEBで、レクサスのGT500ドライバーたちが主催するファンイベント「LGDA夏祭り2016」が行われた。
早くも11年目を迎えたイベントだが、シーズン中にドライバーたちと触れ合える数少ない機会ということもあって今年も大盛況。特に印象的だったのは11時開演なのにもかかわらず、朝から会場となったMEGAWEBには多くのファンがあつまり、昨年の2倍以上にあたる約1000人が列を作っているほどだった。
今回は、このイベントを長年にわたって引っ張ってきた脇阪寿一がGT500のドライバーを引退。今まで以上に若い世代のドライバーたちが中心となって今年のコンテンツが企画され、その中には各チームのグッズや、ドライバー、レースクイーンの私物まで登場するフリーマーケットが開催されたほか、ファンが撮影した写真を対象にしたフォトコンテスト。さらに今年はタイヤ交換体験に、ドライバー交替の体験など、新たしいもの用意されていた。
このほかにも、ドライバーサイン会や、キッズのお絵描きコーナー、トークショーに同乗走行体験など盛りだくさんで、毎年来ているファンも、初めて参加したという方も、最初から最後まで笑顔が絶えない1日に。
今年はチーム監督としてSUPER GTに携わる脇坂はMCとして登場。今までとは異なりステージを進行していくという立場だったが、彼らしい笑いが絶えないステージや各コーナーコンテンツの進行に、来場したファンも楽しんでいる様子だった。
また、ここ数年で行われている警視庁と協力しての交通安全啓発活動は、昨年までのトークショーからさらにレベルアップし、メインステージの広いスペースを使って、信号や横断歩道を用意した実践形式の「交通安全教室」を実施。こちらも伊藤大輔、国本雄資に加えTDPドライバーの山下健太、坪井翔も手伝って子ども達に普段から心がけてほしいことなどを伝えていた。
最後には、屋外エリアで来場したファンも参加して記念撮影が行われ、イベントが終了。
最後にドライバーを代表して伊藤が挨拶。まずはイベント中にあったファンとのやり取りについて「今日、同乗走行に参加してくれた方が、実はLGDA夏祭りがきっかけで、レースを知って、我々レクサスドライバーを知って、そこからテレビで観るようになって、サーキットに行って感動したという話をしてくれました。このイベントをしている意味を感じることができた1日でもありました」とコメント。来年以降も、こういった機会が増えていくことを願いLGDA夏祭りを継続していければという思いを語った。
そして期待がかかる後半戦に向けては「今シーズンここまでGT-R勢に4回勝たれていますけど、このイベントを通してファンの皆さんから元気をもらった気がしますし、流れを変えられる勢いをいただいた気がします。次の鈴鹿1000km以降、僕たちは必ず活躍しますので、ぜひこれからも応援をよろしくお願いします!」と締めくくった。
今年もファン、ドライバー、また参加したレースクイーンたちにとっても、また特別な夏休みの思い出となるイベントとなった。
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