【SF】東京オートサロンの会場でSF14がデモ走行。新チャンピオン山本尚貴が走り初め

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 10日(金)に開幕した東京オートサロン2014 with NAPACは2日目を迎えている。今日と明日は一般公開ということもあって、早朝から多くのファンが来場し賑わいをみせている。

 今年も屋外走行エリアが用意され、モータースポーツ車両のデモ走行が行われている。早速、午前10時から最初のコンテンツであるスーパーフォーミュラのデモ走行が行われた。昨年からシリーズ名称を変更、今年は新型車「SF14」も登場するなど注目を集めている。今回は、そのSF14テストカーが幕張メッセに持ち込まれ、首都圏では初めてファンの前でデモランが披露された。

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 ステアリングを握るのは昨年のチャンピオンである山本尚貴。カーナンバー1が貼られたホンダエンジン搭載のテストカーに乗り込みスタートすると、まずは朝早くから集まってくれたファンに手を振りながら挨拶。2周ほどゆっくりと走ってウォームアップを終えると、徐々にペースを上げていく。エンジンが温まってきたのを感じると、今度はギャラリーエリアに近い場所でマシンを停車させバーンナウト。このマシンを走らせるには狭いエリアではあるが、時にはカウンターステアをあてるほど果敢に攻め、ファンを魅了。本来ドーナツターンは禁止されているのだが、来ていただいたファンに少しでも頼んでもらおうと軽いスピーンターンを披露するなど、SF14の迫力を存分に披露した。

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 今回のイベントが彼にとっても2014年の走り初め。「天気も非常によかったし、ファンの皆さんも朝早くからたくさん来てくれたので、非常に気持ちのいい走り初めになったかなと思います。昨日は会場の広さなど慣れてない部分もあったし、抑えめに走っていたんですけど、昨日の走行でどれくらい出来るか掴めました。やはりスーパーフォーミュラの魅力を来ていただいた皆さんに少しでも伝えたいなと思ったので、ちょっとアグレッシブにやってみました。またこれをきっかけにサーキットに来てくれる人が増えれば嬉しいです。」と笑顔で走行の時の様子を振り返った。

 なお、今日は15時00分からもデモ走行が予定されており、12日(日)は10時00分と14時15分から走行がある。幕張メッセに来場される方、明日来場予定の方は是非屋外エリアで国内トップフォーミュラの迫力ある走りをごらんいただきたい。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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