5日から始まったヘレス合同テストに合わせてマルシャが新車「MR02」を発表した。
テスト開始前にホームストレート上でマシンのお披露目が行われ、同チームから今季F1デビューを果たすマックス・チルトンも出席。アンベールされたマシンは、段差ノーズを隠す化粧プレートも使用されつつも、少し段差が残ったフロントノーズが印象的。マシンのカラーリングも昨年同様に赤と黒がベースとなっているが、デザインは昨年と異なり、フロント部分は白くカラーリングされている。
外見だけはなく、マシン内部も大きな変更点が加えられており、このマシンから念願のKERSを搭載することになった。2011年から正式導入されているKERSだったが、マルシャは資金面、技術面等の理由により非搭載のマシンで戦い続けてきた。しかし、今回はマクラーレンの技術協力により搭載が実現した。
これまでエースとして活躍してきたティモ・グロックが昨年末をもってチームを離脱。新人のマックス・チルトンの起用が決まっているものの、2人目のドライバーについてはまだ未定。今回のヘレステストではチルトンがステアリングを握りマシンの熟成に努めることになっている。
『記事:吉田 知弘』
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