エヴァンゲリオンレーシングは、2月12日に開催されたワンダーフェスティバルの会場内で、2012年のSUPER GT、2輪(全日本ロードレース、8耐)への参戦決起集会を行った。
すでにチームのホームページで参戦体制が発表されており、SUPER GTは紫電での継続参戦を決定。昨年は“2号機”としてNo.7エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTIONポルシェもサポートしていたが、今季のSUPER GTエヴァレーシングは1台体制となる。
なお、紫電のドライバーは昨年に引き続き、高橋一穂/加藤寛規のコンビで優勝を目指す。
また2輪は今季も全日本ロードレース選手権、7月に鈴鹿で開催される8時間耐久ロードレースにも参戦を決定。TRICK☆STAR RACINGからKawasaki ZX-10Rで初号機は芹沢太麻樹、弐号機は出口修が昨年に引き続き参戦する。
昨年も各サーキットに登場したエヴァレーシングのステージトラックでの体制発表に、S-GTから加藤寛規選手、全日本ロードレースの出口修選手、鶴田竜二監督が登場し、今季の意気込みを語った。
加藤寛規
「昨年に引き続き、エヴァレーシングで走れる事になり、僕自身も皆さんと一緒に楽しめるシーズンを送っていきたいと思います。」
出口修
「僕は弐号機で全日本ロードレースはスポット参戦になりますが、鈴鹿8耐では昨年は不運なトラブルもありましたが最後尾から5位になることができました。今年も表彰台目指して頑張ります。」
鶴田竜二監督
「今年で2輪は3年目になります。今年はエヴァンゲリオンの新劇場版も公開されるので、我々としても、この機会に大いにレースの方も盛り上げて行きたいと思います。全日本ロードレース、8耐ともに優勝をめざしていきますので、応援をよろしくお願い致します。」
そして、ステージでは昨年のSUPER GTで大注目を浴びた、エヴァレーシングの2012年レースクイーンも発表された。メンバーは昨年とほぼ変わらない体制となるが、コスチュームも2012年仕様に一新され、今季もピットウォークやギャルオンステージなどで大人気となる事が予想される。
今年は、アニメの「エヴァンゲリオン新劇場版」も新作が秋に公開予定となっており、エヴァンゲリオンをきっかけに、このチームを知ってサーキットに足を運び始めてくれるファンが多くなる事を期待したい。
『写真・記事:吉田 知弘』