モータースポーツも完全なシーズンオフに入った12月20日。F1日本GPの舞台としても知られる鈴鹿サーキット(三重県)はコース後半の西コースの全面改修工事をスタートさせた。
2012年に開場50周年を迎える鈴鹿サーキット。これに合わせて18年ぶりに西コース区間の大幅な改修工事が行われる。
今回の改修により、コースレイアウトの変更はなく、路面は全て新しいものに替えられ、全体的にグリップ力が増すことになる。
[20日から始まった西コース改修工事の様子(写真:鈴鹿サーキット)]
すでにコース前半部分の西コースはピットビルの改築工事が行われた2008年~2009年に全面改修を終えており、近年の鈴鹿サーキットはF1を中心に、「新しい路面の東コースと、古い路面の西コースの差を克服できるか?」という部分が、攻略ポイントの一つとなっていたが、今回の西コース改修に伴い、グリップ力の向上が見込まれ、来年開催される各レースでは、コースレコードが更新される期待も高まっている。
約3.4kmの西コース区間全面再舗装の工事は2012年2月18日(土)に完了する予定。
観戦塾では、この西コース改修の模様を、以前にも東コース・ピットビルの大改修の時の様子を毎日フォローした「鈴鹿改修ぶろぐ」の新生Facebookページを取り上げて、西コースが生まれ変わっていく様子を追いかけていく。
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『記事:吉田 知弘』