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【JAFGP】番場琢が12位から怒涛の追い上げ!初音ミクBMWがJAFGP2連勝!

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昨日に引き続き、SUPER GTの決勝第2レースが行われた富士スピードウェイ。まずはGT300クラスの決勝第2レースが行われた。

第2レースは、ハーフウエットのコンディションで予選が明暗を分け、高木真一(No.43ARTA Galaiya)がポールポジション、昨日の第1レースでも優勝した2011王者のNo.4初音ミク グッドスマイルBMWの番場琢は、予選でのタイヤ選択を失敗。12位スタートを余儀なくされた。

2位スタートだった吉本大樹(No.66trople aVandage GT2)がマシントラブルでグリッドにつけないハプニングがあり、4位スタートの加藤寛規(No.2エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電)がストールで後退するなど、波乱の第2レーススタートとなったが、1コーナーNo.43高木が死守。しかし、今季のGT300を沸かせた田中哲也(No.11JIMGAINER DICXEL DUNLOP 458)が4周目コカコーラコーナーでトップを奪い、昨年同様にJAFGP(GT300)2連覇を目指す。その後方で、初音ミクBMW Z4の番場が怒涛の追い上げを見せ、5周目のメインストレートではNo.27PACIFIC NAC イカ娘フェラーリと、No.33HANKOOK PORSCHEがバトルしている間を、矢のようにすり抜けて3位浮上。その後もARTAガライヤ、No.11JIMGAINER フェラーリ458を得意のメインストレートで追い抜き、あっという間に今季指定席となったトップにかえってきた。

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レース後半は、ARTAガライヤの高木と、R&D SPORTS LEGACY B4の山野哲也のベテラン同士、日本車勢同士の白熱したバトルに注目が集まった。
互いに、マシンを知り尽くし、富士スピードウェイを知り尽くし、そして相手を知り尽くしている高木と山野。お互いに一歩譲らぬ争いが繰り広げられた。

前日優勝した谷口は、後半でタイヤの消耗によるペースダウンがあったが、今回の番場は最後までペースダウンすることなく、チャンピオンらしい堂々としたレースを披露。見事、第2レースも制し、初音ミクBMWが完全制覇するGT300クラスのJAFGPとなった。

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パルクフェルメに戻ってきて、マシンを降りた番場は真っ先にグランドスタンドで応援し続けてくれた個人スポンサーの方々へガッツポーズ。シリーズ戦の頃から「個人スポンサーの皆様の前で独走で勝ちたい!」といっていた番場。今回も、その目標が叶ったレースだった。

『記事:吉田 知弘』