土曜のプラクティス1を終えた鈴鹿サーキットでは恒例のピットウォークが行われ、悪天候の中にも関わらず、多くのファンが参加した。
ちょうど、ガレージではマシンのメンテナンス中で作業が続いている中でのピットウォークとなったが、鈴鹿に初めて現れたWTCCマシンに熱心なファンは興味津々。デジカメやスマートフォンで写真を撮っていた。
ドライバーたちも時間を見つけてファンのサインに応じ、和やかなムードとなっていた。
また、同日開催となるスーパー耐久のピットも同時にファンサービスが行われ、先日のSUPER GTでチャンピオンを飾った柳田真孝、谷口信輝らがサイン会を行い、こちらもWTCCに負けない盛り上がりをみせていた。
ピットウォーク中には、シボレーのアラン・メニュのマシンが車検のためにピットロードを移動。世界選手権ではあるが、F1とはまた違うアットホームな雰囲気が印象的だった。
この後、土曜2回目のプラクティスが行われ、午後からはスーパー耐久の予選とWTCCの公式予選が行われる。
『記事:吉田 知弘』