いよいよ、今年もF1が日本にやってきました!
明日の7日から開幕するF1日本GPを前に、今日は早朝からファンイベントが鈴鹿サーキットで行われました。
今日は、朝9時から特別ピットウォーク、10時35分から「2011鈴鹿BOX KARTグランプリ」が行われ、午後4時からはドライバー全員が参加してのサイン会と、大忙しの一日!
昨日は、大雨に見舞われた鈴鹿サーキットだったが、今日は朝から快晴に恵まれ、1年間待ちに待ち続けていたファンたちを暖かく迎えてくれました!
【早朝から始まった特別ピットウォーク、フェラーリが朝一番からタイヤ交換練習を披露!】
午前9時から始まったピットウォーク。まず9時00分~9時45分の第1セッションでは、フェラーリとフォースインディアが早朝からマシンをピットロードに出し、タイヤ交換練習を行うなど、普段は遠くからしか、TVでしか見られないピットの風景を撮影したり、食い入るように見つめるファンがほとんどでした。。
この他にも、各チームがメンテナンスのためにエンジン始動を行うなど、短い時間ではあったが参加したファンは、各チームのピット前で写真撮影に余念がなかったです!
また、ピットウォークの終盤には並行して「2011鈴鹿BOXkARTグランプリ」が行われ地元鈴鹿・津・亀山市のチームや、レース関係のメーカー、中国からのエントリーもあるなど、賑やかなラインナップ。さらに東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市から「チーム気仙沼」として漁業組合の皆さんがBOXKARTを製作。全20台のBOXKARTが、鈴鹿サーキットのメインストレートを駆け抜けました。
このBOXKARTには審査員として小林可夢偉(ザウバー)が登場!1年ぶりの登場に、ファンも大きな声援で彼を迎えさらにザウバーF1チームとしてもBOXKARTが製作され、可夢偉自身がマシンに乗り込んでファンの前で一足早い走行を見せた。
最終組でチーム気仙沼と対決したザウバーチームは、チームメンバーで行われる手押しスタートダッシュでは、普段からタイヤ交換などでチームワークがとれたザウバーメカニックが本領を発揮、可夢偉もそれに応えて素晴らしい走りを見せ、他チームを圧倒する22秒78を記録し、見事優勝を飾りました。
実際にF1マシンが走り出すのは、明日からなのだが、すでに鈴鹿サーキットではF1日本GPの雰囲気を満喫しているファンが多く、木曜日からたくさんの笑顔に溢れていたのが印象的だった。
【夕方のサイン会は大盛況!ドライバー全員が参加!】
夕陽に照らされた鈴鹿サーキットのグランドスタンドでは、ファンが待ちに待ったサイン会が行われた。
メディア向けの記者会見やミーティングなどで多忙な中、全ドライバーが出席し、グランドスタンドで待ち続けたファンに手を振りながら笑顔で登場した。
このサイン会に参加できるのは、早朝から配布された「特別ピットウォーク参加整理券」に記載されている番号で抽選が行われ、それで当選された方のみ。ドライバーの指定は出来ず、しかも一人のドライバーしかサインをもらえないという制限された環境でしたが、木曜日から集まってくれたファンに対して、丁寧にサインしているのが印象的でした。
特に盛り上がったのが、一番最後に登場した2010王者のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)!鈴鹿も2連勝中で日本が大好きなベッテルも、「震災があっても頑張っている日本のみんなを写真に収めたい!」と自らファンにリクエストして、スタンドのファン全員に記念撮影!その後も丁寧にファン一人一人にサインをし、終了した後も、サイン入りカードをファンに配り続けていた。
王者ベッテルの大ファンサービスに、来場したファンも大熱狂!
大盛況のうちに、木曜日のイベントが終了しました。
いよいよ、明日7日は、F1マシンが1年ぶりに鈴鹿サーキットに走り出します!
『記事:吉田 知弘』