初日のフレンドシップデイから、6000人のファンが来場したINDY JAPAN THE FINAL。早くも2日目の予選日を迎えた。
舞台となるツインリンクもてぎは、朝から晴れて気温も上がり、まさに“レース日和”という天気になっている。午前8時の観戦ゲートオープンとともに多くのファンが来場し、初のロードコース開催、そして14年続いたINDY JAPANの最後の週末を見届けようと、観戦エリアで練習走行の開始を待っていた。
今日は9:00~10:00、12:00~13:00と2回の練習走行が行われた後、ノックダウン方式の公式予選が15時から行われる。
注目はなんと言っても、今季2回のPPを獲得している佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー-ロータス)の走りだ。
昨日の練習走行で10位のタイムを記録した琢磨は「とても路面がスムーズで下見した際はチームスタッフも驚いていた。ただ、アメリカにないタイプの路面な分、マシンセッティングも大きく変わってくると思います。予選に向けての課題も明確ですし、もっとジャンプアップできると思います。予選では最上位を目指しつつも、まずはファスト6(予選Q3)に残れるように頑張りたいです。」と意気込みを語ってくれた。
また、今季SUPER GTで活躍中の武藤英紀もサムシュミットモータースポーツからスポット参戦を果たしており、初日の練習走行は11位だった。
「急に決まったスポット参戦の中で初日11位は悪くないと思います。予選まで、あと2回の練習走行があるので、そこできっちりマシンを煮詰めて、まずは自分自身ベストを尽くせるように準備していきたいです。」
初のもてぎロードコースでの予選、いったいどんな展開になるか楽しみだ。
『記事:吉田 知弘』