16日に開幕したINDY JAPAN。初日のフレンドシップデイでは、恒例のドライバーサイン会が行われ、全ドライバーが参加した。
本来は12時45分から開始となるサイン会だが、その1時間以上前から、多数のファンが列を作り、ドライバー達に会えるのを楽しみに待っていた。
やはり一番人気は佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー-ロータス)で、開始と同時に長蛇の列ができた。残念ながら全てのファンが彼のサインを受け取る事は出来なかったが、琢磨は時間の許す限り、一人一人に丁寧にサインをしていた。
この他にも、各ドライバーの前には多くのファンがサインをもらうために列を作った。憧れのインディドライバーを目の前にし、その嬉しさから涙ぐむファンや、手作りの応援グッズやプレゼントを渡す姿も見られた。また各ドライバーも、それに応えるかのように笑顔で声をかけ、丁寧にサインをしていた。
2008年のINDY JAPAN優勝者のダニカ・パトリック(アンドレッティ・レーシング)は、たまたま子どもが持っていた彼女のマシンのミニカーを「ちょっと貸して」と言って、自らそれにサインをするシーンもあるなど、笑顔に溢れていた。
『記事:吉田 知弘』