8月27・28日の2日間、東京・お台場のMEGAWEBで行われる「第2回MEGAWEBフェスタwithココロハコブプロジェクト」。
レポート後編では、トークショーの様子や、注目マシンのデモ走行の様子をお伝えしていこうと思う。
イベントレポート前編はこちら
http://www.kansenzyuku.com/circuitdiary/diary.cgi?no=387
午後からはニュルブルクリンク24時間レースに参戦したスバル・インプレッサ、レクサスLFAのレースカーが登場。ちょうどメガウェブの隣には「ヴィーナスフォート」があり、ショッピングを楽しんでいたお客様が、レーシングカー独特の爆音を聞いてデモ走行エリアに集まり、気が付くと会場周辺には多くのギャラリーが目の前を疾走するマシンに釘付けになっていた。
普段から、一般の方々にとって「モータースポーツ」は縁がないもの。ほとんどの方がレーシングカーの走行シーンを見るのが初めて。その迫力に、最初は驚いていたものの、感動している様子だった。
この他にも、ステージ上では様々なトークショーが開催され、ラリードライバーたちのトークショーや、LFAのニュルブルクリンク24時間レース参戦報告も行われた。
そして、今回は先日の「LGDA夏祭り」に引き続き、ペトロナストムスSC430のデモ走行マシンが登場、今季SUPER GTとフォーミュラニッポンで活躍する中嶋一貴が走行ドライバーを担当した。デモ走行に先立ち、ステージでのトークショーに出席した一貴。スペシャルゲストとして元F1ドライバーの片山右京氏も参加し、F1での裏話など、フランクな内容のトークに会場も盛り上がった。
トークショー後に行われたペトロナストムスSC430のデモ走行では、彼の人気も影響してか、この日一番のギャラリーが走行エリアに集結。一貴もファンの期待に応えるかのように、狭い走行エリアをアクセル全開で駆け抜け、迫力のあるデモ走行を披露。最後には大サービスで派手なスピンターンも見せてくれた。
大迫力の走行を見せてくれた中嶋一貴、走行後のインタビューで、このようにコメントしてくれた。
中嶋一貴のコメント
「お客さんとマシンの距離が、これだけ近い状態で走る事は滅多にないので、皆さんにとっては貴重な機会だったのではないかと思います。こういった特設会場での走行でしか出来ないこと(ドーナツターンや観客席の間近で走ることなど)もあるので、今日はたくさんの方に来ていただいたので、少しは楽しんでもらえたのじゃないかと思います。是非、今度はサーキットに観に来ていただきたいと思います。来週(9/3・4)は鈴鹿サーキットでフォーミュラニッポン、再来週(9/10・11)は富士スピードウェイでSUPER GTもあります。サーキットでの迫力というのも一味違うので、是非次回はサーキットでお会いしたいです。」
このように、一日中いても回りきれないほどの魅力的なコンテンツが満載のMEGAWEBフェスタ。実は明日の28日も同会場で開催され、明日もSC430を中心に多くのレーシングカーのデモ走行、同乗走行が行われる他、館内でも様々なイベントやトークショーが開催される。
もし、明日の予定がまだ決まっていない方、明日はショッピングやデートでお台場へ出かける予定のある方は、是非MEGAWEBに寄っていただき、「クルマの魅力・クルマの楽しさ」を感じてみてほしい。
『記事:吉田 知弘』