F1世界選手権を運営するFormulaOneManagement(FOM)代表のバーニー・エクレストン氏は、10月7~9日に鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPに、3月の東日本大震災の被災者3000名を、同グランプリに招待する事を表明した。
エクレストン氏は、鈴鹿でのF1日本GPは、現在のF1世界選手権シリーズの中でも最も人気の高いレースとして高く評価しており、今回のレースを被災者の皆様に観戦していただくことで、少しでも元気になってもらうとともに、日本から世界に元気を発信していく機会になれば、エクレストン氏側から、今回の招待プランが提案されたとの事。
これを受け、主催者である鈴鹿サーキットは、各自動車業界・レース団体と協働した復興支援活動の一環として、今回の招待プランを実際に運用していく事を決定した。
鈴鹿サーキット公式ホームページ内「バーニーシートの詳細」
http://www.suzukacircuit.jp/f1/bernieseat/index.html
【“バーニーシート”の詳細・応募方法】
[以下、モビリティランドリリースより]
1対象レース
2011年 FIA F1世界選手権 日本グランプリレース
開催日:2011 年10 月7 日(金)~10 月9 日(日)
会場:鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市稲生町7992)
2ご招待対象者
各自治体が発行する東日本大震災の被災証明書または罹災証明書をお持ちの方
*お申込み時に提示または必要事項をご入力いただきます。
*ペアのご同伴者1名様は、被災証明書または罹災証明書をお持ちでない方でも構いません。
3ご招待内容
Aプラン:岩手県、宮城県、福島県からの観戦ツアーによるペアご招待 200組 400名様
ご招待に含まれるもの
・上記レースの観戦チケット(第2 コーナー指定席を予定)
・出発地(盛岡市・仙台市・福島市)からの往復交通費(貸し切りバス)とお食事(朝2・昼2・夜1)
・宿泊:東京都内ホテル10 月9 日(日)・1 泊
*行程(予定)
10 月 8 日(土)午後 各地出発
10 月 9 日(日)早朝 鈴鹿サーキット着 レース観戦後 出発 東京都内泊
10 月 10 日(月)宿泊地発 午後 出発地着 解散
*各出発地までの交通費などはご当選者の負担となります。
Bプラン: チケットプレゼントによるペア観戦ご招待 (1,300 組2,600 名様)
ご招待に含まれるもの
・上記レースの観戦チケット(3 日通し券、第2 コーナー指定席を予定)
*被災地以外の地域に避難されている方もご応募いただけます。
*鈴鹿サーキットまでの交通費などはご当選者の負担となります。
4応募方法
Aプラン:日本自動車販売協会連合会 岩手県・宮城県・福島県の各県支部加盟の最寄りの自動車販売会社にてお申込み受付を予定しています。なお、お申込み受付の自動車販売会社は9月4日(日)に鈴鹿サーキットホームページに掲載いたしますのでご覧ください。
*お申込み多数の場合は抽選を行います。
*ツアーお申込み受付時に、被災証明書又は罹災証明書と本人確認できるもの(公的機関発行の証明または運転免許証・健康保険証)をご提示いただきます。
*ツアーの詳細は下記事務局(トップツアー)にお問い合わせください。
専用電話 03-5766-0229 8 月25 日(木)~10 月7日(金)
受付時間 月曜日から金曜日9:30~18:00(土日祝日を除く)
Bプラン:鈴鹿サーキットホームページよりご応募ください。
鈴鹿サーキットホームページ:http://www.suzukacircuit.jp/f1/
*応募入力時に、証明書の発行自治体名が必要です。
*お申込み多数の場合は抽選を行います。
*当日のご来場受付時に、被災証明書又は罹災証明書と本人確認できるもの(公的機関発行の証明または運転免許証・健康保険証)をご提示いただきます。
5募集期間
Aプラン:2011年9月4日(日)~9月11 日(日)
Bプラン:2011年8月28 日(日)10:00~9月11日(日)23:59
6当選発表・通知
募集期間終了後、厳正なる抽選の結果を下記の要領でご案内差し上げます。
Aプラン:9月28 日(水)までにツアー事務局から郵便等文書にてご連絡いたします。
Bプラン:9月21日(水)に、応募時に入力いただいたメールアドレスにご案内いたします。
震災から早くも半年が経とうとしている日本列島。しかし、今でも被災地では必死に復興に向けて、元の生活を取り戻すために、頑張り続けている方は、たくさんいる。その中には、F1日本GPの観戦を計画していたものの、震災により、その夢が絶たれてしまった方も多いと思う。
F1界のボスは、そういった被災地の方々のために、年に一度しか観ることのできないF1の世界を、この10月の3日間だけ思う存分楽しんでもらうための招待プランが、ついに実現。応募開始は早いもので、来週からスタートする。
『記事:吉田 知弘』