夏休みも終盤にさしかかった8月20日(日)三重県の鈴鹿サーキットでは、真夏の祭典「2011ポッカGTサマースペシャル」が開幕した。
早朝から、熱心なモータースポーツファンが鈴鹿サーキットに集結。朝7時30分のゲートオープンを待ちきれずに、多くのファンが正面ゲートに列を作った。
午前8時からは、SUPER GT恒例のオープンピットが行われ、パドックに入場可能なパスをお持ちの方が参加。練習走行前のマシンを目の前にし、記念撮影を行っていた。
さらに今日は、今年もF1で大活躍中の小林可夢偉(ザウバー)が来場予定。トークショーや場内の各イベントに参加し、F1日本GPのPR、ファンとの交流を行う予定だ。
◆2011ポッカGT専用ルール◆
通常のSUPER GTシリーズ戦のルールに加え、今回はポッカGT専用のルールがいくつか加えられている。
●予選方式
土曜日の午後に行われる予選。いつもは、公式予選(Q1)と、各クラス上位10台によるスーパーラップの2段階方式で行われていたが、今回のポッカGTはF1でも採用されているノックアウト方式の予選となる。
●ピット義務が2回
いつもは250kmレース中に、2人のドライバーが一度ずつ走らなければならない。そのため最低1回のピット作業が必要になるが、今回は500kmレースに2回のピット義務が設けられている。そのため、どちらかのドライバーが2回走行する必要が出てくる。
20日(土)は、SUPER GTの予選が行われ、夜にはポッカGT恒例の前夜祭も開催される。
SUPER GT予選日タイムスケジュール
公式練習/9:55~10:40
公式予選(Q1)/13:55~14:45
ノックアウト予選(Q2・Q3)/15:25~16:20
ポッカGT前夜祭/18:30~20:00
天気予報では、今日・明日ともに雨の予報。最高気温も30℃以下になる見込みで、見どころ満載のポッカGTになりそうだ。
『記事:吉田 知弘』