8月7日、フォーミュラ・ニッポン第4戦の決勝がツインリンクもてぎで行われ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が今季初優勝を飾った。
気温34℃、路面温度44℃と真夏の日差しが照りつけるツインリンクもてぎには11000人のファンが来場。14時30分からフォーメーションラップが開始された。
ポールポジションは2戦連続でオリベイラ。スタートでは2位のアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)に横に並ばれたが、なんとかトップを守った。そこからは今季2勝で絶好調のロッテラーを一気に引き離しにかかる。
途中、2回目のタイヤ交換が少し手間取り、2位ロッテラーに追いつかれてしまうが、なんとかトップを守りきり、悲願の今季初勝利を飾った。
2位は一歩及ばなかったロッテラー、3位には中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が入り、4戦連続で表彰台に上がった。
これにより、ポイントランキングはロッテラーと一貴が同じ28ポイントになり、優勝数の差でロッテラーが開幕戦以来のランク首位に返り咲いた。
また、地元レースということで期待が集まった塚越広大(DOCOMO TEAM DANDEKION RACING)と山本尚貴(TEAM無限)。3位スタートの塚越は、表彰台に一歩及ばず4位。7位スタートの山本は1回目のピット作業でタイヤ交換が上手く固定されないトラブルなどが発生してしまい、大きくタイムロス。14位でチェッカーを受けた。
『撮影:SHIGE』
『記事:吉田 知弘』