いよいよ開幕した2011年のSUPER GT。午前中の公式練習後にホームストレート上で開幕戦恒例のGTドライバー集合写真の撮影が行われた。
整列したドライバーの前には「がんばろう日本」と書かれたボードが置かれ、東日本大震災の復興支援大会として、各ドライバーが一致団結する写真撮影が行われた。
今回は全マシンのフロントウインドウ部分に「がんばろう日本」のメッセージが書かれており、スタンド裏でも復興支援イベントが数多く用意されている。
また、ピットでは恒例のピットウォークが12時05分~12時55分まで開催された。
実質的な開幕戦、さらにゴールデンウィーク中の開催ということもあり、土曜日から多くのファンがピットウォークに参加。あの“賑わい”がピットロードに帰ってきた。
各チームのピット前では全チーム合わせて100人以上のレースクイーンの撮影会、選手のサイン会が行われた。
このGT富士ラウンドでは、ここ数年人気を集めているGT300クラスの「痛車のGTカー」。昨年までの“初音ミク”“エヴァンゲリオン”に加えて、今年は“イカ娘”“涼宮ハルヒ”が参戦。さらにエヴァンゲリオンも「弐号機」が参戦し、5台の痛車が参戦することで、注目を集めている。
中でも、2台体制で参戦するエヴァンゲリオンは、物語の中で登場するキャラクターを再現したコスチュームでレースクイーンが登場。ピットガレージ前には多くのファンが集まった。
この他にも、日産勢のガレージ前では選手のサインをもらうための長蛇の列ができ、さらに2008・2009年とF1で活躍した中嶋一貴もGT500に初参戦するということで、彼の所属するトムスチームのガレージ前では、サインをもらおうと、多くのファンが集まった。
このピットウォークは明日も10:35~11:25で開催される。
『記事:吉田 知弘(ビギナー観戦塾)』