3月11日に発生した東日本大震災を受け、モータースポーツ界でも支援活動をしたいという思いで立ち上がった東日本大震災復興支援義援金サイト「SAVE JAPAN」。SUPER GTドライバーの脇坂寿一選手が発起人となり、2輪・4輪という枠を飛び越え、各カテゴリーのドライバー・ライダー、そして関係者が協力して活動が始まっている。
「SAVE JAPAN」義援金サイト
http://www.js-style.com/savejapan/
これまで義援金の呼びかけ、受付を行う活動がメインだったが、4月以降は次のステップとして新たな活動を開始。その大きな一歩として、4月3日にUSTREAMでSAVE JAPAN専用チャンネルを開設「SAVE JAPAN TV」が生中継配信された。
当日は2輪・4輪のライダー・ドライバー合わせて約40名が参加、今井優杏さん、一戸恵梨子さんの司会・進行でトークショーやファンからのメッセージ紹介など、約4時間の長時間配信。放送内では、飛び入りでF1ドライバーの小林可夢偉選手も登場し、視聴者数も瞬間的に1100人を超えた。
●SAVE JAPAN TV#1
番組内では、義援金受付の次のステップとして、継続的にチャリティーオークションもはじめていく事が発表され、各選手が思い出の品々を出品してくれている。
SAVE JAPANのチャリティーオークションページ
http://topic.auctions.yahoo.co.jp/charity/2011sanrikuoki_ms/post_10/
今回はUSTREAMのみの配信で一般のファン向けに会場を開放することはなかったが、今後は名古屋や大阪方面でもファンも参加してのイベントを計画中との事、さらに関係各所の調整が整えば、「SAVE JAPAN」として被災地への訪問する話も進められている。
また、各レース期間中も各サーキットでチャリティーイベントを計画中。こちらも詳細が決まり次第、発表されていく予定だ。
各カテゴリーのトップドライバーが一同に会する機会はもちろん初めて。震災の影響で、SUPER GTやフォーミュラニッポンをはじめ、国内のほぼ全てのレース開幕が延期になっている状態だが、被災地を元気にするため、日本を元気にするために「今、自分に出来ること」をテーマに、これからも活動が続けられていく。
●SAVE JAPAN TV#2
『記事:吉田 知弘(ビギナー観戦塾)』