スーパーGT、フォーミュラ・ニッポンと国内最高峰レースの2010シーズンが終了した。国内のモータースポーツ。
通常なら、このままシーズンオフに突入していくのだが、今年は「最後のスペシャルマッチ」が実現した。
今週末、富士スピードウェイで開催される『JAFグランプリ スーパーGT&フォーミュラニッポン 富士スプリントカップ2010 』だ。
国内最高峰の「スーパーGT」と「フォーミュラ・ニッポン」を同日開催するという史上初のモータースポーツイベント。さらに、1969年~1990年まで国内最高峰の栄誉をかけて開催されてきた「JAFグランプリ」というタイトルが、20年ぶりに復活する。
今回、観戦塾の「Circuit Diary」で、全7回に渡って、JAFグランプリ2010のレース・イベント紹介。さらに見どころをお伝えしていこうと思う。
【大会概要】
<大会名称>
JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010
大会公式サイト(http://fujisprintcup.jp/)
Twitter公式アカウント(@fujisprintcup)
<開催テーマ>
1:日本モータースポーツの活性化
2:新たなモータースポーツイベントの提案
3:モータースポーツファンへの感謝
<開催コース>
富士スピードウェイ(http://www.fsw.tv/)
<主催>
株式会社GTアソシエイション(GTA)/株式会社日本レースプロモーション(JRP)/富士スピードウェイ株式会社(FSW)/富士モータースポーツクラブ(FMC)
<公認>
国際自動車連盟(FIA)/日本自動車連盟(JAF)
<企画運営>
FUJI SPRINT CUP 実行委員会
<メインレース>
スーパーGT(GT500・GT300)
フォーミュラニッポン
※それぞれ、JAFグランプリ用の特別ルールを採用。100km(22周)のスプリントレースを実施。
<サポートレース>
●Netz Cup Vitz Race 2010“Grand Final”
●国土交通大臣杯F4レース・コンストラクター日本一決定戦
●マイナーツーリングカーレース
<エキシビジョン>
レジェンドカップ(往年の名ドライバーによるスペシャルレース)
【大会スケジュール】
11月12日(金):予選
■午前
・スーパーGTフリー走行
・フォーミュラ・ニッポンフリー走行
・ヴィッツ予備予選
□午後
・スーパーGT予選(GT500・GT300別々に実施)
・フォーミュラ・ニッポン予選
・マイナーツーリングカーレース予選
・ヴィッツコンソレ決勝
・レジェンドカップ予選
11月13日(土):決勝1
■午前
・ヴィッツ予選
・F4予選
・マイナーツーリングカーレース決勝
・レジェンドカップ決勝1
□午後
・フォーミュラニッポン決勝1(100km・22周)
・スーパーGT500クラス決勝1(100km・22周)
・スーパーGT300クラス決勝1(100km・22周)
11月14日(日):決勝2
■午前
・F4決勝
・ヴィッツ決勝
・レジェンドカップ決勝2
□午後
・フォーミュラニッポン決勝2(100km・22周)
・スーパーGT500クラス決勝2(100km・22周)
・スーパーGT300クラス決勝2(100km・22周)
【観戦チケット】
●前売り券『13日(土)・14日(日)のみ有効』
大人:5500円、ペアチケット:10000円
パドックパス:15500円(観戦券込み)
◆予選日『12日(金))券』
2000円(当日販売のみ、パドックも入場可)
○当日券『13日(土)・14日(日)のみ有効』
大人:6500円
その他のチケット情報に関しては、こちら↓
http://www.fsw.tv/2ch/2_5ticket/info_sprint/
【レース場内駐車券】
●指定駐車場(前売り)『13日(土)・14日(日)のみ有効』
一般車(1コーナー、ドリフトコース、ジムカーナコース、P11A):1台5000円
キャンピングカー(ドリフトコース パドック):1台6000円
○当日駐車券(入場ゲートにて販売)
4輪普通車:1台1500円、バス:3500円、バイク:1台750円
※予選日の12日(金)のみ有効のみ有効のものと、決勝日の13日(土)・14日(日)有効のものと2種類ある
駐車券に関する詳しい情報は、こちら↓
http://www.fsw.tv/2ch/2_5ticket/info_sprint/#ticket11
【JAFグランプリだから実現した“特別戦ルール”」】
今回は通常のシリーズ戦とは別のイベントとなるため、専用の「特別戦ルール」を導入。各カテゴリーとも、100km(22周)のスプリントレースとなる。
そのため、フォーミュラニッポンの場合は途中の「タイヤ交換や給油」がなくなり、スーパーGTの場合は「ドライバー交代」が禁止。
さらに両カテゴリーともに、土曜日と日曜日に決勝を開催する「2レース制」が導入され、各レースでのポイント合計で総合優勝ドライバー(スーパーGTはGT500、GT300クラスともに1チーム2名、フォーミュラニッポンは1名)を決定。該当ドライバーには日本自動車連盟(JAF)より“真の日本一”の称号に値する「JAFグランプリタイトル」が付与される。
気になる、スーパーGTやフォーミュラニッポンの特別ルールの詳細等については、後日「Circuit Diary」で紹介する予定。
『記事:吉田 知弘(ビギナー観戦塾)』